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<ベストセラー>年間1位は「女性の品格」
12月4日10時51分配信 毎日新聞

 書籍取次大手のトーハン(本社・東京都新宿区)は4日、07年(06年12月〜07年11月)の年間ベストセラーを発表した。単行本、新書などを合わせた総合部門は
(1)「女性の品格 装いから生き方まで」(坂東眞理子著、PHP研究所)
(2)「ホームレス中学生」(田村裕著、ワニブックス)
(3)「鈍感力」(渡辺淳一著、集英社)−−。
11位以下では、前年1位の「国家の品格」(藤原正彦著、新潮社)が今年は11位でランクイン。昨年14位、今年10位の「恋空 切ナイ恋物語(上・下)」(美嘉、スターツ出版)などケータイ小説も目立った。




「ケータイ小説」がベスト3独占、07年文芸部門
12月4日16時8分配信 読売新聞

 2007年の書籍の年間ベストセラー(トーハン調べ)が4日発表され、女子中高生に愛読されている「ケータイ小説」が文芸部門のベスト3を独占、ベスト10では5作がランクインした。

 文芸書が売れない中、“素人”が書いた小説が次々とミリオンセラーになる現状は、出版界に大きな衝撃を与えている。

 集計期間は昨年12月から今年11月。1位は上下巻で累計200万部の美嘉著「恋空」(スターツ出版)。この作品は映画化され、公開1か月で240万人を動員する大ヒットとなっている。2位、3位には上下巻で計100万部のメイ著「赤い糸」(ゴマブックス)、美嘉著「君空」(スターツ出版)だった。

最終更新:12月4日16時8分




1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★:2007/10/26(金) 18:48:36 ID:???0
★<学校読書調査>「ケータイ小説」がきっかけに 女子中高生

・携帯電話で発表・書籍化された「ケータイ小説」が女子中高生の圧倒的人気を集め、
 本を読むきっかけになっていることが、毎日新聞社が全国学校図書館協議会の協力を
 得て26日まとめた「第53回学校読書調査」で明らかになった。5月の1カ月間に読んだ
 本で、女子中高生の各学年ともトップ10のうち7〜10冊をケータイ小説が占めた。
 このブームにより、本を1冊も読まなかった中学生の割合は昨年より8ポイント低い
 15%と過去最低を記録。読んだ本の平均冊数も3.4冊で、過去最高の1957年の
 冊数に並んだ。

 5月に本を1冊も読まなかった児童・生徒の割合は、小学生も5%で過去最低。高校生は
 48%。高校生で5割を下回ったのは過去20年で2度目となった。小中高とも、全校で
 一斉に読書する時間を設ける学校が増え続けていることも背景にあるようだ。同協議会では
 「読書量に関しては、もはや『本離れ』とは言えないのではないか」と評価している。

 ケータイ小説は今年のベストセラーに名を連ね、出版界の話題も集めているが、内容や
 表現の稚拙さや過激な性描写が含まれる作品もあるため、批判的な見方も多い。
 だが、全く本を読まなかった生徒が本と出合うきっかけになっていることは間違いないようだ。

 調査は小中高117校を対象に6月に実施し、小学4年生〜高校3年生1万1331人から
 回答を得た。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071026-00000079-mai-soci




1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★:2007/07/04(水) 12:33:19 ID:???0
・小説を携帯電話の画面上で読んだり書いたりする「ケータイ小説」が、女子中・高校生を
 中心に人気を呼んでいる。初めて小説を書いた無名の若者の作品が携帯を通して多くの
 読者を獲得し、出版されるとベストセラーになることも珍しくない。

 6月に発表された日販の07年度上半期ベストセラー。単行本フィクションの部で「赤い糸
 (上・下)」(著者・メイ、計100万部)と「もしもキミが。」(同・凛、40万部)が1、2位になるなど、
 ケータイ小説5冊が10位までに入り、関係者を驚かせた。
 これらの作品が生まれたのは「魔法のiらんど」など、誰でも参加できる無料の携帯サイト。
 書き手、読者とも10代前半から20代前半が中心で、大半が女性だという。

 先駆けはYoshiさんが00年に発表した「Deep Love」で、05年秋に「天使がくれたもの」
 (同・Chaco)が出版されるとブームに火がついた。
 内容は書き手の体験をもとにした一人称の恋愛小説が多く、「セックス」「妊娠」「レイプ」「死」
 「リストカット」など刺激的な場面が多い。ほぼ1文ごとに改行され、場面描写は少ない。

 東京都内に住む中2の女子は「恋人が難病にかかるなど似通った展開が多いけれど、語り口が
 自然なのでつい引き込まれてしまう」と魅力を語る。

 書いているのはどんな人だろう。上半期9位の「クリアネス」は、昨年始まった日本ケータイ小説
 大賞の大賞受賞作品。筆者の十和(とわ)さんは大阪で働く26歳の女性。売春する女子大生と
 出張ホストの出会いを描いた。実体験ではないが、「満たされていないという思い」を吐き出し
 たかったという。「悩み事を話してすっきりする感覚に近いかも」と打ち明ける。
 最近は男性の書き手も増え、サスペンスやホラーなど、恋愛以外のジャンルも増えている。

 ブームが過熱する中、過激な性描写などを懸念する声も出始めた。子供のネット遊びを調査
 している群馬大の下田博次教授(情報メディア論)は「大人への反抗や性への過剰な興味など、
 思春期の子供に反社会性はつきものだ。かつては大人がチェックできたが、ケータイ小説では
 難しい」と危惧する。(一部略)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070704-00000020-mai-soci
流行語大賞:「どげんかせんといかん」と「ハニカミ王子」
 今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)に東国原英夫・宮崎県知事の「(宮崎を)どげんかせんといかん」と、男子ゴルフの石川遼選手の「ハニカミ王子」が選ばれ、3日東京都内で表彰式があった。

 東国原知事の言葉は、今年1月の出直し県知事選から頻繁に訴えてきたフレーズ。知事は表彰式で「受賞は宮崎県民のおかげ。疲弊した地方の叫びがこの言葉を生んだ」と力強く語った。一方、石川選手は「一生の宝物になった。これからも勉強とゴルフをどちらも頑張りたい」とはにかんで声援に応えた。

 また、「消えた年金」がトップ10入りし、授賞式に出席した舛添要一厚生労働相は「こういう賞をいただくのは恥ずかしく、国民の皆様に申し訳ない」と受賞者の中で唯一低姿勢だった。

 その他のトップ10は次の通り。(50音順)
●大食い(タレント、ギャル曽根さん)
●食品偽装(受賞者なし)
●そんなの関係ねぇ!(お笑い芸人、小島よしおさん)
●鈍感力(作家、渡辺淳一さん)
●どんだけぇ〜(美容家、IKKOさん)
●ネットカフェ難民(「ネットカフェ難民」著者、川崎昌平さん)
●猛暑日(埼玉県熊谷市直実商店会)【杉本修作】

毎日新聞 2007年12月3日 19時15分 (最終更新時間 12月4日 12時04分)
【サブカル最前線】妹のツンデレに萌え〜、アキバの妹系カフェに潜入
2007.12.1 14:31 MSN産経ニュース

「お兄ちゃん!」と出迎えてくれたみくさん=NAGOMI 「お兄ちゃん、1人? こっちね〜」とタメ口での接客。 東京・秋葉原の「メード喫茶」は客とウエートレスが、主人とメードの関係という設定がウケてすっかりおなじみとなった。服装のかわいらしさや奉仕に身をささげるけなげさが男たちを「萌え」させるのはよく分かる。ところがアキバには、入店した客に「何しに来たの?」とぶちかましたり、初対面なのに敬語を使わない店もあるらしい。それって一体、どんな設定? 萌えられるの…?(安岡一成)

 JR秋葉原駅近くにある、観光客相手のガイドツアーが人気の「秋葉原無料案内所」を訪ねた。「妹系カフェ『NAGOMI』のことですね〜」。笑顔で教えてくれたのは、メードのマスダさんだ。

 なんでも、その店は客とウエートレスの関係が、「兄」(場合によっては姉)と「妹」の関係という設定で、妹たちは特別な日だけ「ツンデレキャラ」を演じるらしい。

 「ツンデレ」とは不器用な性格のため、好意を抱いている人に対して、人前ではそっけない態度をとる(ツンツン)のに、2人きりになると急に甘えてくる(デレデレ)こと。オタクたちが愛好するアニメの登場人物にこんな性格の持ち主が多く、「萌え」の対象となっているという。


   ■ ■ ■

 店のドアを開けると、いきなり「お兄ちゃん、1人? たばこ吸う?」と白の半袖シャツに赤いスカート姿の女性が出迎えてくれた。メード服のようで、学生服のようでもあるコスチュームの彼女はみくさん(16歳という設定)だ。

 店内では、有料で妹たちとゲームもできるという。キョロキョロしていると、「オーダー何にする? はいはいコーヒーね」とみくさん。数分後「はい、できたよ」と持ってきてくれた。う〜ん、正直私にはいまいち萌えられないのだが…。狙いを店長(39)に聞いてみた。

 「メード喫茶では高かった、客とメードとの敷居を下げられないかと、アキバのオタクに人気のあった妹系キャラを導入したのです。妹はワガママで、決して敬語を使わない。こんな設定の店は日本でここだけですが、でもいろんな客層に受けてますよ」

 みくさんも「笑顔を出しやすく、タメ口なのでお客さんとも早く仲良くなれるのがいいですね」と話す。こんな雰囲気が客のハートをがっちりつかんでいるのだろう。

   ■ ■ ■

「お兄ちゃん、1人? こっちね〜」とタメ口での接客。 店長によると、店をはじめてほどなく、関係者からツンデレキャラを導入しないかと打診があったという。しかし、「事情を知らない客とトラブルになりかねない」と年2回、前売りチケット制のイベントという形にしている。

 特別にみくさんにツンデレを再現してもらった。テーブルに呼び出すと、みくさんはいきなり「何しに来たの?」とおしぼりをほうり投げてきた。言葉を発する間もなく、ぶっきらぼうに「早く決めて」。コーヒーを注文すると出てきたのがなんとグラスいっぱいのコーヒー豆だ。「何じゃこれは!」とうろたえていたら、「砕いて飲めば?」と言われてしまった。


 次に出てきたのはグラスに入ったカレーライス。ストローを差して「さっさと飲めば?」。「腹を立ててはいけない、こういう設定なのだ」とぐっとこらえ、「もういいから、アイスティーを」というと、とどめに3リットルは入りそうな大きなグラスに入れて持ってきた。お笑いのような展開にただただ笑うしかなかった。
 レジに向かうと、今度は上目遣いで「さっきはごめんね。もう帰っちゃうの?」というのだ。思わずうなった。ふだんは苦手な上司から思いがけなくほめられて、「あ、意外に自分のことを気にかけてくれてたんだ」とニンマリするような感覚。なんとなく「ツンデレ萌え」が分かったような気がした。

この日行われていたコスプレイベント。「スチュワーデスになってました」というももさんこの日行われていたコスプレイベント。「スチュワーデスになってました」というももさん


「お兄ちゃん、ゲームしようよ」「お兄ちゃん、ゲームしようよ」


「先にかみつかれたら負けだよ」。真剣勝負!「先にかみつかれたら負けだよ」。真剣勝負!


床にちょこんと正座する姿に萌え〜。床にちょこんと正座する姿に萌え〜。


「次はあたしの番ね〜」。「次はあたしの番ね〜」。


ゲームに勝てば、妹とツーショットの写真がもらえるゲームに勝てば、妹とツーショットの写真がもらえる


手でハードをつくるポーズも板についてます。手でハードをつくるポーズも板についてます。


相手は妹なのになぜか客はデレデレに。相手は妹なのになぜか客はデレデレに。


「秋葉マップ」で案内もするよ。「秋葉マップ」で案内もするよ。


「その店はここですよ〜」。店員もアキバ大好き人間「その店はここですよ〜」。店員もアキバ大好き人間


休日には友人とメードカフェに行くというみくさん。アキバのことはなんでも知っている休日には友人とメードカフェに行くというみくさん。アキバのことはなんでも知っている


妹は「16歳」という設定。妹は「16歳」という設定。


にぎやかなレジ回り。フィギュアも妹たちの趣味だそうだ。にぎやかなレジ回り。フィギュアも妹たちの趣味だそうだ。


「ありがとー、また来てね〜」笑顔でお見送り。「ありがとー、また来てね〜」笑顔でお見送り。


「絶対またきてね」。…来てしまいそうだ。「絶対またきてね」。…来てしまいそうだ。


「バイバ〜イ」最後まで笑顔で見送ってくれた。「バイバ〜イ」最後まで笑顔で見送ってくれた。


「ツンデレ」になったみくさん。初めは不機嫌そうにするのがルール。「ツンデレ」になったみくさん。初めは不機嫌そうにするのがルール。


アイスコーヒーを頼んだら、でてきたのがコレ。驚いていると…。アイスコーヒーを頼んだら、でてきたのがコレ。驚いていると…。


「砕いて飲めば?」 ツンツンぶりにタジタジ。「砕いて飲めば?」 ツンツンぶりにタジタジ。


次に出てきたのはドリンクではなく…。次に出てきたのはドリンクではなく…。


グラスに入ったカレーライスに仰天!!グラスに入ったカレーライスに仰天!!


トドメはどでかジュース!! 「さっさと飲んで」トドメはどでかジュース!! 「さっさと飲んで」


この後見せてくれた「デレデレ」はお店で。この後見せてくれた「デレデレ」はお店で。
「ミシュラン」初版12万部 ほぼ完売
11月27日15時41分配信 産経新聞

 東京に吹き荒れるミシュラン旋風−。日本ミシュランタイヤは27日、22日に発売された「ミシュランガイド東京2008」の初版12万部が25日までにほぼ完売したと発表した。
 アジア初のミシュランガイドとして高い関心を呼んだ同書は、発売前にオンライン書店での予約分が完売、発売日には9万部が売れた。これを受けて同社は重版を決定、12月13日ごろに書店に並ぶ見込み。
 同書総責任者のジャン=リュック・ナレ氏は「世界で最も多くの星が輝く東京は、今、世界から熱い注目を浴びています。発売初日に9万部も売れたのは、ミシュランガイド108年の歴史においても初めてのことです。美食の都、東京で『ミシュランガイド東京』が読者の皆様に温かく迎えられたことを非常にうれしく思います」とのコメントを発表した。
乱歩「陰獣」復活!フランスで映画化
2007年11月23日06時00分 スポニチ
原田佳奈 江戸川乱歩の「陰獣」がフランスで映画化されることになった。「INJU」のタイトルで、「運命の逆転」などで知られるバルベ・シュロデール監督(66)がメガホンを取り、ほとんどを日本で撮影。「バベル」にも出演した原田佳奈(25)がオーディションで役を射止めた。関係者は来年のカンヌ国際映画祭への出品を視野に入れており、原田にとっても飛躍の1本となりそうだ。

 東京女子大卒業後の04年、「私を主演に映画を撮って下さい」と国内外の映画監督に売り込みをかけ、“就活女優”として話題を呼んだ原田が大きなステップを踏む。

 7月に「芸子」役を決めるオーディションが日本で行われ、見事に合格。「浴衣を着て行ったんですけど、印象が役に近かったのかな?あとで監督にも“キュートだったよ”と言われました」と笑顔を見せた。実年齢より9歳も若い16歳という設定にも「自分でもイケてると思いますよ」と自信を示した。

 「陰獣」は乱歩が1928年(昭3)に雑誌「新青年」に発表。探偵小説家が博物館で出会った美しい人妻から「脅迫を受けている」と相談される。うなじからのぞく人妻の背中にはムチで打たれたようなミミズ腫れ。深入りしていくうちに小説家は迷宮に誘われ…といった展開。今作では、自著のPRのために来日したフランス人の探偵小説家が主人公となり、人妻の設定が「京都で出会った芸者」に代わる。

 01年に「ピアニスト」でカンヌ映画祭主演男優賞を受賞したブノワ・マジメル(33)が主演し、ヒロインの芸者役にはフランス語に堪能なパリ在住の日本人をオーディションで選考。原田はその芸者と行動をともにする芸子役で登場する。

 米アカデミー賞の監督賞候補になった「運命の逆転」(90年)やカンヌ出品作「バーフライ」(87年)などで国際的に高い評価を受けるシュロデール監督の新作だけに世界公開も確実。来年公開の「最後の早慶戦」でもヒロイン役に起用されるなど波に乗る原田が一気に国際派の階段を駆け上がる。

 ≪露、英、台でも人気≫「陰獣」は77年に「緋牡丹博徒 お竜参上」などで知られる故加藤泰監督が松竹で映画化。あおい輝彦(59)と香山美子(63)が主演した。また故天知茂さんの主演で77年から85年までテレビ朝日で放送された「乱歩の美女シリーズ」でも「妖(あや)しい傷あとの美女」のタイトルでドラマ化されたこともある。乱歩小説は英国、ロシア、台湾などでも翻訳されているが、とりわけ人気なのがフランス。「陰獣」のほか「黒蜥蜴(とかげ)」「盲獣」などが読まれている。


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ミシュラン狂騒曲、都内で売り切れ店続出
 日本国内の料理店を初めて調査対象にした「ミシュランガイド東京 2008」が22日、全国書店で販売され、夕方までに入荷した1000部が売り切れとなる店も出た。最高3つ星にランクされたレストランでは「予約が3倍増えた」「今年の席がすべて埋まった」などのうれしい悲鳴も聞かれた。インターネットオークションでも、定価2310円を上回る3000円以上で買い手がつくなどミシュラン旋風が吹き荒れた。

 銀座5丁目の東京旭屋書店では「ミシュランガイド東京 2008」用に開店の午前10時から店外販売ブースを設置した。1000部入荷していたが、途中、ほかの支店に300部を回し、午後3時50分には700部が完売した。同店の棟方寿一店長は「販売初日で売り切れたのは過去にはハリー・ポッター・シリーズぐらい。英語版も全部飛ぶように売れた」と驚いた。

 都内では売り切れる店が続出。08年版は初版15万部限定との情報が各書店に流れたが、一部で「2刷は29日に出るらしい」との情報が広がり混乱もみられた。

 22日夕、発刊記念サイン会を行ったガイドの6代目総責任者ジャン・リュック・ナレ氏は好調な売れ行きについて「本当に信じられない。東京は世界の中でも食の都と認められる都市。26日に会議を開いて重版を何万部刷るか決めたい」と話し、浅草などの下町が調査対象から外れたことについては「09年版の調査は今日(22日)から始まっていて、エリアは拡大するよ」とウインクしてみせた。

 最高の3つ星評価を受け、店内快適度も「豪華で最高級」とされたフランス料理店「ジョエル・ロブション」(目黒区)では「3つ星と発表されてから予約が通常の3倍入った。評価は変わるので、もっとお客さまの目が厳しくなると思う」と気を引き締めた。同じ3つ星の和食「濱田家」(中央区)は「通常は2週間ほどで大丈夫ですが、年内の少人数予約は埋まってしまいました。忙しくなって従業員も張り切っております」と話した。

 インターネットのオークションサイトでは税込み定価2310円のところ「初版のみ」との憶測も手伝ってか3099円で買い手がつくほどの人気ぶりだ。

 一方で、ガイドの390ページの23区地図にはなぜか中野区の名前だけ記入漏れとなった。中野区報道秘書分野広報課では「次に刷られるときにはちゃんと載せていただきたい」と話し、別の担当者は「ちょっと悲しいですね」とため息を漏らした。ミシュランガイド広報部では「今回は23区の中心9区で調査を行った。中野区は対象区ではなかったこともあって、記載漏れになったのかもしれない」と答えた。

[2007年11月23日8時23分 日刊スポーツ紙面から]
ミシュラン東京版発売 星150店「納得」「疑問」の声
2007年11月22日11時45分

ミシュランガイド 仏タイヤ大手ミシュランがレストランを星の数で格付けする「ミシュランガイド」東京版が22日、発売される。格付け結果の発表が19日にあり、星が並んだ店には問い合わせや予約が殺到している。一方、調査を受けたが評価されることに疑問を感じ、協力を断った店もある。料理評論家やグルメ本の発行元の間では、ミシュラン流の評価をめぐって賛否の議論がわき起こっている。

 ●「文化違う」掲載拒否、「東京、質高い」

 日本料理「麻布かどわき」(東京都港区)の門脇俊哉さん(47)は、ミシュランによる評価を拒んだ。ミシュランの訪問を受けたのは今春。店舗や料理の撮影と取材を申し込まれた。撮影用の料理の代金は「店の負担」と言われたという。

 門脇さんは、画一的な基準で評価されることに抵抗を感じた。「接待で使う店、好きな女性と行く店など様々な料理があるはず。あらゆる目的に応えられる料理なんてつまらない」と考え、協力を断った。「根本的に文化も違うのに日本料理が本当に分かるのか」との思いもあった。

 だが、今は「複雑な思い」と明かす。「三つ星を獲得していれば、従業員には励みにもなる。『ミシュランに評価されなかった』と思われるのも悔しい」

 日本ミシュランタイヤ広報部は「断った店があったかどうかは情報がない」としつつ、覆面調査の後に候補店を訪問し、撮影などへの協力を求めるのは事実だと言う。

 今回、ミシュランでは計150店に星が付いた。一つ以上の星を得た店はニューヨークで39店、パリでも64店だ。

 フランスの食文化に詳しいエッセイストの玉村豊男さん(62)は「東京の料理の質はパリよりも高い。パリの三つ星レストランを目指してきた日本が、それを追い抜きつつある。フランス人がそれに目を開いた。そう見るべきです」と話す。

 対して、「こんなにたくさん星を出しちゃうのかと拍子抜けした」と疑問を示すのは放送作家の小山薫堂さん(43)だ。

 三つ星の8店のうち6店に行った経験がある。その中のあるフランス料理店はなじみの店で、食材の選び方から調理の仕方まで細やかで本当に素晴らしいと思っている。「それでも星三つとは予想外だった。これは星のインフレだ」と話す。

 辛口の料理評論で知られる友里征耶さんは「欧米人を接待するのにいい店を選んだという印象。味だけなら、選ばれた店以外にも上には上がある。星の数を信じて日本の読者がうまい店と思うのは間違いだ」と話す。

 「東京最高のレストラン2008」(ぴあ)などに執筆している料理ライター森脇慶子さんは、ミシュランの店選びについて「おいしさなら、星がついた店よりもっとおいしい店がある。内装やサービスなども評価したと思わせるような店もあり、評価にばらつきが感じられる」と指摘する。

 米国で79年創刊、日本でも99年以降出版されている「ザガットサーベイ」(チンタイ)は覆面調査員が選ぶミシュランと違い、一般の利用者が30点満点で料理、内装、サービスを評価する。

 10月発売の最新版は4790人が参加。料理の最高位は江戸川区に本店がある焼き肉店だった。

 「グルメの間でも焼き肉というジャンルは評価されている。なぜミシュランで外されたのか不思議だ」とチンタイの高田明彦ザガット事業室長。その上で「飲食業界が活性化するために、本の作り方は違うが共存共栄が理想的だ」と話した。


 ●載った店、予約殺到

 「予想を上回るというか……すごい」。三つ星を獲得した銀座の「鮨・水谷」では発表の翌20日、午前9時から12時間にわたって1、2分に一度は電話が鳴り続けた。親方以下4人の店で、普段は調理も担当する林ノ内勇樹さん(26)は「おかみさんと交代で電話を取ったが、他の仕事がまったくできなかった」。

 年内は予約で埋まり、1月の予約を希望する電話が相次ぐ。でも「常連さんが来られなくなる」ので、年明け以降の予約は受け付けないでいる。

 同じく三つ星を得た日本橋人形町の料亭・濱田家は、もともと常連やなじみ客がほとんどだが、発表後は、ネットで探して電話してきたという予約客が急増した。

 受話器を置いた途端に次の電話が鳴る。その対応に追われながら、おかみの三田啓子さんは「うれしさよりむしろ緊張している。よりよい料理を提供したい」と話した。

 ●記者が初体験 うまい…でも2人で5万円

 三つ星を取った8店に記者と名乗らず電話してみた。どこも予約が取れなかったが、急に空席が出たフランス料理「ロオジエ」(東京都中央区)に夜、2人で出かけた。

 玄関で女性スタッフが迎える。やや緊張しながら2階へ。案内されたのは12卓のこぢんまりした部屋。客は40〜50代、スーツ姿が多い。外国語の会話も聞こえる。

 最も安い「季節のディナー」(1万8000円)を恐るおそる注文した。

 まずは、赤いほおずきのようなパプリカのゼリー。前菜はマダイのカルパッチョなど。魚料理はウナギ。メーンはよく見る薄切りと違って分厚く肉汁たっぷり長さ12センチのカモのローストだった。

 初めての三つ星体験。値段はペリエとエビアン(計2200円)とワイン2杯ずつを含め、2人で計5万1744円。普段は社員食堂の定食や丼もの、コンビニ弁当など500〜700円程度の食事が多い。一夜でその約35〜50回分を食べた計算になる。夢見心地のひとときだったが、会社に戻る道すがら「でもこのおいしさは値段に釣り合っているのか」と話し合った。フランス料理の素人には答えは出なかった。
三つ星レストランは8軒、ミシュランガイド東京版発表
2007年11月19日

 「東京は世界一級の美食の町」――ホテルやレストランの格付けガイドブックとして知られる「ミシュランガイド」の東京版が22日に発売されるのに先立ち、東京都内で記者会見が19日開かれ、掲載される店舗が明らかになった。

「ミシュランガイド東京」を発表したナレ編集長(写真中)とミシュランマン(写真右)


 東京ガイドに掲載されたレストランは150軒で、世界中のミシュランガイドで初めて、掲載されたレストランすべてに星がついた。最も卓越した料理と評価される「三つ星」には8軒が選ばれた。これで、ミシュランガイドの三つ星レストランは世界中で68になった。

 「二つ星」には25軒、「一つ星」には117軒が選ばれた。

 ガイド全体では、日本料理が6割を占め、他にフランス料理、イタリア料理、スペイン料理、中華料理などが掲載されるとともに、28軒のホテルが紹介されている。

 ガイド編集の総責任者のジャン・リュック・ナレさんは「掲載されたすべての店に星がついたのは世界初。調査をするうちに、東京にはすばらしい店がたくさんあることが分かり、しかるべき結果となった。東京は、世界一の美食の町だった。特に日本料理には敬意を評し、6割選んだ。すばらしいセレクションができたと思う」と話した。

 ミシュランガイドは、フランス、パリ、ドイツ、ニューヨークなど米欧21カ国で発行されてきた。アジアでは東京が初めて。日本語版と同時に英語版も用意されており、90カ国以上で発売される予定だ。

 ガイドブックには、味を評価する「星」の格付けのほか、レストランやホテルの快適度、車椅子対応があるかどうかなど施設・サービス面での評価、さらに各レストランについて客の迎え方、料理が出るまでの待ち時間なども調べられ、コメントが掲載されている。約16万軒あると言われる東京のレストランから、まず1500軒を「プレリスト」として選び、日本人とヨーロッパ人の5人の覆面調査員が1年半かけて訪ね歩いた。盛り付けの見た目や味のほか、食材の鮮度、仕込みの度合いなどによって星の数を評価しているという。

 和食への評価が高まっていることから、既に発行されているニューヨークガイド版やサンフランシスコ版でも、計5軒の日本料理店が星を獲得している。


星を与えられた店舗は以下の通り(表記はミシュラン発表による)。

○三つ星に選ばれたレストラン(8軒)
・神田(日本料理)
・カンテサンス(現代風フランス料理)
・小十(日本料理)
・ジョエル・ロブション(現代風フランス料理)
・すきや橋 次郎(日本料理 寿司)
・鮨 水谷(日本料理 寿司)
・濱田家(日本料理)
・ロオジエ(フランス料理)

○二つ星に選ばれたレストラン(25軒)
・石かわ(日本料理)
・一文字(日本料理)
・臼杵ふぐ山田屋(日本料理 ふぐ)
・えさき(日本料理)
・エメ・ヴィベール(フランス料理)
・菊の井(日本料理)
・キュイジーヌ[S] ミッシェル トロワグロ(現代風フランス料理)
・湖月(日本料理)
・さわ田(日本料理 寿司)
・サンパウ(現代風スペイン料理)
・鮨 かねさか(日本料理 寿司)
・醍醐(日本料理)
・拓(日本料理 寿司)
・つきじ 植むら(日本料理)
・つきじ やまもと(日本料理 ふぐ)
・トゥエンティ ワン(フランス料理)
・ピエール・ガニェール(現代風フランス料理)
・菱沼(日本料理)
・福田家(日本料理)
・ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション(現代風フランス料理)
・リストランテ ASO(現代風イタリア料理)
・龍吟(現代風日本料理)
・ル・マンジュ・トゥー(現代風フランス料理)
・●家菜(●は厂がんだれに萬)(中華料理)
・和幸(日本料理)

○一つ星に選ばれたレストラン(117軒)
・あさぎ(日本料理 天ぷら)
・味満ん(日本料理 ふぐ)
・阿部(日本料理)
・あら井(日本料理)
・●皮(●は鹿を三つ重ねた字)(ステーキハウス)
・アルジェント ASO(現代風イタリア料理)
・アルバス(フランス料理)
・アロマフレスカ(現代風イタリア料理)
・うを徳(日本料理)
・うかい亭(日本料理 鉄板焼)
・うち山(日本料理)
・海味(日本料理 寿司)
・恵比寿(日本料理 鉄板焼)
・大野(日本料理)
・オオハラ・エ・シーアイイー(フランス料理)
・小笠原伯爵邸(現代風スペイン料理)
・翁(日本料理 そば会席)
・オーグドゥジュール ヌーヴェルエール(フランス料理)
・おざき(日本料理)
・おはらス(フランス料理)
・ガストロノミー フランセーズ タテルヨシノ(現代風フランス料理)
・きくみ(日本料理)
・キャーヴ ひらまつ(フランス料理)
・久兵衛(日本料理 寿司)
・銀座寿司幸本店(日本料理 寿司)
・銀座ラ・トゥール(フランス料理)
・クーカーニョ(現代風フランス料理)
・クチーナ・ヒラタ(イタリア料理)
・クレッセント(フランス料理)
・けやき坂(日本料理 鉄板焼)
・コジト(フランス料理)
・古拙(日本料理 そば会席)
・小室(日本料理)
・近藤(日本料理 天ぷら)
・桜ヶ丘(日本料理)
・櫻川(日本料理)
・笹田(日本料理)
・さざんか(日本料理 鉄板焼き)
・ザ・ジョージアン・クラブ(フランス料理)
・三亀(日本料理)
・シェ・イノ(フランス料理)
・シェ トモ(現代風フランス料理)
・シェ・松尾(フランス料理)
・シグネチャー(現代風フランス料理)
・重よし(日本料理)
・シュマン(現代風フランス料理)
・招福楼(日本料理)
・真(日本料理 寿司)
・すがわら(日本料理)
・すし おおの(日本料理 寿司)
・鮨 さいとう(日本料理 寿司)
・すし匠 齋藤(日本料理 寿司)
・鮨 なかむら(日本料理 寿司)
・すずき(日本料理)
・赤芳亭(日本料理)
・竹やぶ(日本料理 そば会席)
・たつむら(日本料理)
・タテル ヨシノ(現代風フランス料理)
・田はら(日本料理)
・竹葉亭(日本料理 うなぎ)
・チャイナブルー(中華料理)
・中国飯店 富麗華(中華料理)
・トゥールダルジャン(フランス料理)
・とうふ屋うかい(日本料理)
・と村(日本料理)
・とよだ(日本料理)
・ドン・ナチュール(ステーキハウス)
・中嶋(日本料理)
・なだ万 山茶花荘(日本料理)
・なだ万 ホテルニューオータニ店(日本料理)
・ナルカミ(フランス料理)
・花山椒(日本料理)
・青空(日本料理 寿司)
・万歴龍呼堂(日本料理)
・ピアット スズキ(イタリア料理)
・樋口(日本料理)
・ひのきざか(日本料理)
・ひらまつ(フランス料理)
・ひろ作(日本料理)
・深町(日本料理 天ぷら)
・福樹(日本料理)
・ブノワ(現代風フランス料理)
・ベージュ(現代風フランス料理)
・まき村(日本料理)
・未能一(日本料理)
・ミラヴィル(フランス料理)
・六雁(現代風日本料理)
・室井(日本料理)
・メゾン・ド・ウメモト 上海(中華料理)
・メゾン ポール ボキューズ(フランス料理)
・モナリザ(フランス料理)
・桃の木(中華料理)
・森本 XEX(日本料理 鉄板焼き)
・山さき(日本料理)
・やま祢(日本料理 ふぐ)
・有季銚(日本料理)
・ゆう田(日本料理 寿司)
・幸村(日本料理)
・よこ田(日本料理 天ぷら)
・与太呂(日本料理 天ぷら)
・よねむら(現代風日本料理)
・よねやま(日本料理)
・ラ・ターブル・ドゥ・ジョエル・ロブション(現代風フランス料理)
・ラ・トゥーエル(フランス料理)
・ラノー・ドール(フランス料理)
・ラ プリムラ(現代風イタリア料理)
・ラ・ボンバンス(現代風日本料理)
・ラリアンス(現代風フランス料理)
・ランベリー(現代風フランス料理)
・リストランテ濱崎(現代風イタリア料理)
・リストランテ ホンダ(現代風イタリア料理)
・ル・シズィエム・サンス(現代風フランス料理)
・ル・ジュー・ドゥ・ラシエット(現代風フランス料理)
・レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ(現代風フランス料理)
・レザンファン ギャテ(フランス料理)
・レ セゾン(フランス料理)
・分とく山(日本料理)
ウルトラマン身売り…円谷プロ映像大手TYO傘下に
まん 「ウルトラマン」で知られる円谷プロダクションが経営難から身売りすることが12日分かった。同プロの大株主・円谷エンタープライズが10月中旬に第三者割当増資を行い、CMなど映像制作大手のティー・ワイ・オー(TYO)が8000万円で引き受ける。これにより、円谷プロはTYO傘下となる。

 TYOが12日発表したリリースによると、最近の円谷プロは、映画製作費負担の増加、長年の同族経営による経営基盤の弱体化などで経営が悪化、“カラータイマー点滅”状態にあった。TYOは円谷グループへの経営参画で、経営再建を目指す。

 具体的には、現在、円谷プロ株の約45%を所有する円谷エンタの増資と同時に、円谷一夫会長兼社長が所有する円谷プロ株約22%を円谷エンタに譲渡。TYOは円谷プロ株68%を所有する円谷エンタ株式の80%を所有する。これに伴い、円谷プロでは円谷会長兼社長を除いた役員が退任し、TYOの吉田博昭社長らが新役員となる予定。

 円谷プロは、今年6月の株主総会で大幅なリストラを主張した大山茂樹前社長を、円谷会長が解任した。10月からは生誕40周年のウルトラセブンが「ウルトラセブンX」(TBS系)として復活するが、同社救済には間に合わなかった。

ZAKZAK 2007/09/12
専門誌からネットへ…映画、変わる広告戦略
9月2日16時2分配信 産経新聞

■人気ブロガー作品紹介「集客つながる」


 若者文化を支えてきた映画や音楽などの“エンタメ系”専門誌の発行部数が激減している。インターネットの普及やスーパースターの不在が原因とされるが、広告媒体としての影響力も低下。一方で映画を取り上げる個人ブログなどネットメディアの存在感が強まっている。映画配給会社も人気ブロガー(ブログの制作者)に作品を紹介してもらう戦略に出ている。マスから個へ、広告戦略も変わりつつある。(岡田敏一)

 出版科学研究所(東京都新宿区)の調査によると、国内の映画雑誌はキネマ旬報」「スクリーン」「映画秘宝など計8誌で、昨年の総発行部数は約330万部。ピークは平成10年の約870万部だったが、ネットの普及で減少してきた。
 「映画雑誌はスター俳優が人気を支えていて、作品のヒットは部数増につながらない。平成5年、薬物の過剰摂取により23歳で亡くなったカリスマ・スター、リバー・フェニックス(米俳優)以来、彼に代わるスターが登場していないため、部数減が止まらない」と同研究所は分析する。
 10年に創刊されたプレミア日本版は一昨年に休刊。映画や音楽を重点的に扱っていた総合カルチャー誌INVITATIONは10月号から、各界有名人のライフスタイルを紹介する総合的男性誌に内容を刷新した。発行元のぴあは「切り口を明確にして部数増をめざす」としている。
 音楽関係も状況は同じで、8年には83誌で計約5308万部あった雑誌が、昨年は83誌で2407万部とほぼ半減した。

 こうした苦境をうけ、映画製作・配給会社は、雑誌からネットに広告戦略をシフトしはじめた。人気ブロガーに作品紹介を働きかけている。
 配給大手のギャガ・コミュニケーションズの宣伝本部には、ネットを活用した宣伝などを手がける「サイバーメディアグループ」がある。人気ブログやその閲覧者の特性を調査・分析してPRを計画する。
 公開中の邦画「遠くの空に消えた」では、主要な客層と想定した団塊ジュニアとその子供にアピールするため、対象層に人気のブロガーを選び試写に招いた。
 その結果、月10万〜100万人の閲覧者がある複数のブログで作品が紹介され、作品の公式ホームページの閲覧数急増につながった。
 同グループの青木基晃・グループマネージャー(36)は「安易に物事をほめないブログに書かれた意見は、大勢に支持され確実に集客につながる。ブロガーが同世代ならなおさら。同業他社もこうした戦略を本格化していますよ」と話す。

 出版科学研究所の村上達彦研究員(36)は「面白い情報探しのツールとして、雑誌はネットに負けている。このままでは部数の増加は難しい」と話しており、専門誌の苦境はしばらく続きそうだ。