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産経新聞、未確認の投書で記事 宇治山田商の応援団服装
2007年08月31日06時13分(asahi.com)

 第89回全国高校野球選手権大会に三重代表で出場した宇治山田商の応援団の服装をめぐり、産経新聞大阪本社発行の16日付朝刊に「『戦争想起』投書に過剰反応?甲子園で学ラン封印」とする記事が掲載された。「学ランはもともと海軍の軍服で、戦争を思い起こさせるのは不適切」とする投書が他の学校に届き、県教委の連絡を受けた宇治山田商が、県高校野球連盟と協議して学ランをトレーナーに変更した、とする内容。だが同校や県教委、県高野連は事実関係を否定し、投書の存在も確認されていない。同校は30日、産経新聞に訂正記事の掲載を申し入れた。
三重大会で学ランを着て応援する宇治山田商の生徒たちトレーナー姿で応援する宇治山田商の生徒たち

三重大会で学ランを着て応援する宇治山田商の生徒たち=7月27日、三重県四日市市で
トレーナー姿で応援する宇治山田商の生徒たち=8月14日、阪神甲子園球場で


 産経新聞は「学校関係者への取材に基づいて書いた。捏造(ねつぞう)ではない」としているが、投書の確認や県教委への取材をしなかったことを認めており、実在しない投書をもとにした記事だった可能性が強まっている。

 記事では、今年の県大会決勝後、「学ランはもともと海軍の軍服。高校野球という舞台で戦争を思い起こさせるのは不適切だ」と指摘した投書が別の高校に届き、県教委が宇治山田商に連絡。同校と協議した県高野連が「やめておいた方がいいのでは」と助言し、白地に校名の入ったトレーナー姿に改め、日の丸の鉢巻きを取りやめた、などと書かれている。

 このほか、同校は甲子園に初出場した78年の60回大会から今年7月28日の県大会決勝まで、応援団の男子生徒らが黒い詰め襟学ランに「必勝」と書かれた日の丸の鉢巻き姿で応援してきた、としている。記事が出た16日は、同校が延長15回を戦って引き分けた佐賀北と再試合をする日だった。

 同校によると、県教委から投書について連絡を受けた事実はなく、甲子園では03年の85回大会出場時にOBから寄贈されたトレーナーを着ることを決めていた。県高野連からは、全国大会での注意事項を確認する場で、「学ランは暑いからやめたほうがいい」と言われたという。

 また、「85回大会出場時にもトレーナーを着用した。日の丸鉢巻きの使用は今年の三重大会が初めてだった」と説明。記事の内容は事実に反するとしている。

 記事掲載後、同校と県高野連は産経新聞大阪本社に抗議。同校によると、29日に森脇睦郎社会部長らが同校を訪れ、「学校関係者の話を信じて記事を書いたが、裏取りの作業が欠けていたことは認める」と説明し、争いのある記事なのでデータベースから削除した、と伝えたという。

 産経新聞の記事の骨格部分となった投書について、朝日新聞が23、24の両日、三重大会に出場した全67校の校長らに問い合わせたところ、全校が「投書は届いていない」と回答。県教委スポーツ振興室も「思い当たるものは何もない」と話している。

 宇治山田商の鈴木光一校長は「トレーナーの着用はOBの厚意に応えるとともに、暑さ対策でもあった。産経新聞には、事実関係を確認して慎重な取材をしてほしかった」と話している。同校には記事掲載後、「なぜ学生服を着ないんだ」などの抗議が約15件寄せられたという。

 〈森脇睦郎・産経新聞大阪本社社会部長の話〉 宇治山田商が4年前の全国大会でトレーナーを着用したことは事実なので、この点については訂正に応じる。しかし、投書の存在に関しては、学校関係者の発言に信憑性(しんぴょうせい)があると判断して記事にしたので、その信憑性が完全に否定されるまでは訂正しない。

  ◇

 〈産経新聞大阪本社が発行した16日付朝刊社会面の記事の要旨は以下の通り〉

 宇治山田商業の野球部応援団が、学ランと「日の丸」の鉢巻き姿での応援を甲子園で“封印”していたことがわかった。「戦争を想起させる学ランは不適切」との投書がきっかけで、県高野連と同校が協議し、急きょトレーナー姿での応援に変更した。

 関係者によると、同校は7月の三重県大会決勝まで、応援団が黒い詰め襟学ランに「必勝」と書かれた日の丸の鉢巻き姿で応援。このスタイルは昭和53年の第60回選手権大会で甲子園に初出場したときから続けてきた。ところが、今年の県大会決勝後、「学ランはもともと海軍の軍服。高校野球という舞台で戦争を思い起こさせるのは不適切だ」などと指摘した投書が県内の別の高校に届き、県教委が同校に連絡。同校と県高野連が協議し、県高野連が「やめておいた方がいいのでは」と助言し、同校も白地に校名の入ったトレーナー姿に改め、日の丸の鉢巻きも取りやめることを決めたという。
小池栄子(26)とプロレスラーの坂田亘が結婚
小池&坂田、子だくさん宣言…ラブラブ結婚会見
8月30日12時56分配信 スポーツ報知
小池栄子.(26)とプロレスラーの坂田亘 29日に結婚した女優の小池栄子(26)とプロレスラーの坂田亘(34)が30日、都内で2ショット会見を行った。

 5年間の交際を実らせてのゴールインに、小池は「一目ぼれした瞬間から、ずっと一緒にいたいと思ってたから、5年も我慢したという感じ。とにかく幸せで生きててよかった」と満面の笑顔。坂田は「子どもは最低3人くらい。子だくさんの番組ができるくらいほしいですね」と大家族宣言。オーデマピゲのおそろいの結婚指輪を披露しながら、ラブラブぶりを見せつけていた。

坂田 亘
坂田 亘(さかた わたる、1973年3月11日 - )は、日本の男子プロレスラー、総合格闘家。愛知県中島郡祖父江町(現在の稲沢市)出身。


【カップル解剖】小池栄子・坂田亘…ゴールインは?
熱愛復縁正念場2人で乗り越えて
ZAKZAK 2006/07/15

 【デート現場を激写】

 先に写真誌にプロレスラー、坂田亘(33)=写真右=とのデート現場をキャッチされた女優、小池栄子(25)=同左。東京・表参道を誰はばかることなく腕を組んで歩き、食事中にも、坂田の顔に「何かついてるわよ」といった感じで手を伸ばす姿が報じられた。2人の熱愛が発覚したのは2002年のこと。4年越しの交際でゴール間近と目される。

 出会いは、格闘技大ファンの小池が、テレビでの共演で知り合った故・橋本真也に頼み、「ZERO−ONE」を観戦したのがきっかけ。リングに立った坂田の雄姿に小池が一目ボレ、橋本にキューピッド役を頼み、急接近した。

 小池の所属事務所イエローキャブは本来、異性との交際はご法度。ところが、野田義治社長が、交際を認める発言をしたため、2人は公然の仲として認められる形に。

 「小池は、性格も素直で、尽くすタイプ。以前パーティーで会ったときも、『順調ですよ〜』と、うれしそうに話していました」と格闘技関係者は話す。

 【破局説も…】

 しかし、これまで順風満帆だったわけではないようだ。

 坂田は、総合格闘技「ZERO−ONE」や「PRIDE」にも参戦し、現在は、エンターテインメントプロレス「ハッスル」を中心に活動している。プロレスラーとしての活躍はいまひとつだが、そのたくましい容姿に女性ファンも多い。

 「彼って結構お盛んだからね。格闘技界はファンの女の子とも交流がありますし…。お互いの浮気が原因で、去年、一度は別れたって聞いたことがあります」(業界関係者)

 となると、今回の熱愛写真はその後の“復縁”を意味することになる。

 【ゴールインは?】

 小池は、今月5日のイベントに坂田からプレゼントされたという指輪をはめて登場、「いつも着けています!」と笑顔で報告もした。しかし、結婚については、本人は「ない」とキッパリ。

 「小池は、グラビアアイドルを脱皮するべく、ドラマや時代劇にもチャレンジし、女優としても幅を広げているところ。今が踏ん張り時と自覚している。ここでの『結婚』はマイナスと思っているのでしょう」(芸能ジャーナリスト)

 正念場は、格闘家坂田にとっても同じ。

 結婚という形を取らずとも、2人で荒波を乗り越えていってほしいものだ。


数字が語る8月の“酷暑” 都心平均29・5度/猛暑日7日
8月30日14時33分配信 産経新聞

 全国的な酷暑は一段落したが、8月の平均気温が全国18地点で過去最高を更新(タイも含む)するなど「最も暑い夏」だったことが、28日までの気象庁の観測データで裏付けられた。暑さだけでなく、秋の七草の一つ「ハギ」も全国的に記録的な早咲きとなっている。
 ■高温
 28日までの気象庁の観測によると、8月の平均気温は、16日に国内史上最高の40・9度を記録した埼玉県の熊谷をはじめ、東京都心など18地点で過去最高を更新した。
 関東・甲信地方は平年を2・0度上回る過去一番の暑さ。東海は1・5度、近畿は1・3度それぞれ平年より高く過去3番目。避暑地で有名な長野の軽井沢でも22・1度(平年20・3度)で、観測史上一番暑かった。
 東京都心は平年より2・4度高い29・5度で、過去最高だった平成7年の29・4度を超えた。最低気温が25度以上の「熱帯夜」が16日間も連続したほか、最高気温が35度以上の「猛暑日」も7日を数え、平年の1・1日を大きく上回った。
 29日の都心の最高気温は27・6度と11日ぶりに30度を下回り、ようやく秋の気配を迎えている。
 ■少雨
 今年の8月は雨が極端に少なかったことも特徴だ。都心の降水量は平年(155・1ミリ)の5%の8・5ミリ、千葉県の館山もわずか1ミリと平年(121・4ミリ)の1%にも届かず、過去最少のペースとなっている。
 ■ハギ
 一方、東京・大手町の同庁の露場では、「ヤマハギ」が平年より40日早い7月25日に咲いたほか、京都(平年比83日早い)▽津(同58日早い)などでも観測史上最も早咲きとなった。
 ヤマハギの開花時期は年によってばらつきがあり、気温との関係ははっきりしないが、同庁は「今年はススキも平年より開花が早まっている地点が出始めている。暑さも一因ではないか」と推測している。
国産ステルス実証機を開発へ=157億円計上−防衛省・概算要求
8月29日13時2分配信 時事通信

 防衛省は29日午前、2008年度予算概算要求をまとめ、自民党の国防部会などの合同会議に提示した。総額は今年度当初予算比で0.7%、357億円増の4兆8172億円。レーダーに映りにくいステルス性と高い運動性能を備えた国産ステルス戦闘機の実証機開発のため、157億円を計上した。
 実証機は、同省が1995年から個別に行ってきた航空機技術の研究成果を集大成するもので、5年以内の初飛行を目指す。同省は「敵に見つからずに防御・攻撃できるステルス機導入の動きは今後、各国に広がっていく」(関係筋)と見ており、ステルス機導入を目指している。 

【関連記事】

●<防衛概算要求>F15改修に1123億円 FX選定難航で
8月29日12時26分配信 毎日新聞

 防衛省は29日午前、08年度予算の概算要求を自民党国防関係合同部会で報告し、了承された。総額は今年度当初予算比357億円増の4兆8172億円。米国の最新鋭戦闘機F22の禁輸継続に伴い次期主力戦闘機(FX)の機種選定が難航していることから、現在の主力戦闘機F15の大規模改修費1123億円(32機分)を要求する。F22の特徴であるステルス技術を独自に開発する実験機の研究費157億円も要求する。
 FXはF22の禁輸により、来夏の機種選定が先送りされる公算が大きい。F15の改修は中国の航空戦力の急速な近代化もにらんだもので、レーダー能力やミサイル性能を向上させる。
 一方、ステルス実験機は数年後の初飛行を目指す。米国がステルス技術の国外流出を懸念し、F22に関する情報提供を拒んでいるため「自主開発もありうるとの姿勢を示すことで対米国交渉を優位に運ぶ」(防衛省幹部)のが狙いだ。
 このほか、在日米軍再編関連では横田基地への航空自衛隊航空総隊司令部の移転費など171億円を盛り込む。08年度重点施策としては、衛星情報の収集やシーレーン防衛に関する政策を担当する「宇宙・海洋政策室」(仮称)を新設する。【田所柳子】
舛添厚労相「命がけ…年金照合は日程通りに」
8月29日6時26分配信 産経新聞

 舛添要一厚生労働相は28日の記者会見で、来年3月までに5000万件の宙に浮いた年金記録を照合し、該当者への通知を完了させる政府方針について、「私も選挙で最後の1人、1円まで確実にやると公約したので、本当に命がけでやりたい。目標を掲げた以上、全力を挙げなければいけない」と述べ、日程通りに遅れなく実現させることを明言した。

 総務省の年金業務・社会保険庁監視等委員会が7月に社保庁の照合作業の遅れを指摘したことについては、「きちんと仕事をすればスケジュールが守られるのに、仕事をしない職員がいれば、徹底的に厳罰に処して動かす」とし、「抜き打ち視察にも出る。絶対にサボタージュは許さない。政府がスケジュールを立てているのに、やらないのがいれば、当然クビ切り対象にする」と述べた。基礎年金の国庫負担率「2分の1」への引き上げ財源確保については、「何もかも税金でやればいいというわけではない」とした上で、「例えば、ボランティア活動で老人介護をやった分の地域通貨を貯蓄し、自分が年をとって介護してもらうときにそれを使えば税負担はなくなる」とのアイデアを披露した。
 民主党が臨時国会に提出予定の年金保険料流用禁止法案には反対する考えを表明。また、国民年金を含む年金一元化は、「長期的な姿としては理想だろう」とした。
 31日付で退任が決まった村瀬清司社保庁長官については「民間から来られて、ご苦労されたと思う。『はいサヨナラ、終わり』では、民間からは人は来ない。村瀬氏にはきちんと礼をもって遇したい」と述べた。
<闇の職安>制限なき犯罪の温床 すぐ返信「女の子襲う」
8月29日15時10分配信 毎日新聞

 名古屋市千種区の派遣社員、磯谷(いそがい)利恵さん(31)が拉致・殺害された事件で、死体遺棄容疑で逮捕された住所不定、無職、川岸健治容疑者(40)ら3容疑者を結び付けたのは、インターネットの闇サイト「闇の職業安定所」だった。闇サイトで募った面識のない仲間と違法行為に手を染める事件は後を絶たず、犯罪の温床になっている一方、サイトへの書き込みの制限は難しいのが現状だ。闇サイトで何が起こっているのか。記者がアクセスしてみた。【影山哲也】
 ■アクセスは簡単
 ネット上に数多く存在する闇サイト。記者は28日、その中の「裏求人」をクリックした。「当社はまぢでがっつり稼がせます」との書き込みが目に飛び込む。内容をメールで尋ねると「電話で」と返信があった。こちらの電話番号を知らせないと、応答できないらしい。番号を知らせると、若い男性から電話がかかった。
 「裏ロム(パチンコの不正部品)取り付けや、携帯電話の飛ばし(他人名義の売買)だね。1日5万円(の収入)だよ」と屈託がない。「今まで一回もミスはない。捕まったら意味ないから」と男性の声は陽気だった。
 この間、約30分。携帯電話を操作する記者の指には、じっとりと汗がにじんでいた。
 ■「犯罪する人」
 1日にアクセスが約3000件あるという「闇の職業安定所」は、今回の事件を受け、閉鎖されていた。記者の取材に対し、サイトの管理者はメールで回答を寄せた。
 それによると、これまで犯罪を想定させる約80の「禁止ワード」を設定し、1日約50件の書き込みを削除してきた。「犯罪は許可していない」と管理者。それでも「『仲間募集』と書き込まれた場合は対処できない」という。
 28日、ある闇サイトに「今日一緒に犯罪してくれるひと」(長野県・20歳)と書き込みがあった。記者が「犯罪って何するの?」とメールしてみると「女の子襲う!」「襲って、持っている物を盗む」との返信が即座にきた。
 ■罪に問えない
 闇サイトをきっかけとする犯罪の増加を受け、警察庁から委託された財団法人インターネット協会(東京都)が昨年6月、「インターネット・ホットラインセンター」を設置した。1年間に約6万件の通報メールを受け、書き込み内容自体が刑法などに触れる9439件を「違法情報」と判断、警察に情報提供し、削除要請した。
 ただ、殺人の依頼や請負の書き込みを禁じる法律はなく、「表現の自由との兼ね合いもあり、規制は難しい」(同センター)という側面がある。闇サイトには今日も不気味な“求人、求職”があふれている。
 【ことば】闇の職業安定所 インターネット上に開設された仲間募集用のサイト。匿名で書き込みができるため犯罪に悪用されやすい。警察に摘発された強盗事件や他人名義の銀行口座の売買、違法風俗店による少女の求人などで利用されていた例も数多くある。現在は類似の闇サイトも多く出てきている。
イージス艦情報流出事件
●イージス艦情報流出事件(Web東奥/ニュース百科)

 海自第1護衛隊群の護衛艦「しらね」の2等海曹がイージス艦の中枢情報を自宅のハードディスクに隠し持っていた事件。神奈川県警と海自警務隊が日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法違反容疑で捜査。資料は幹部隊員の教育用にプログラム業務隊が作成。高性能レーダーと大型コンピューターを組み合わせた「イージスシステム」に関するもので、ミサイル防衛でも重要な役割を担う。第1術科学校でコピーが繰り返されていたとされる。


●イージス艦情報、流出元を元教官1尉と断定
 海上自衛隊のイージス艦情報流出事件で、神奈川県警と海自警務隊は、海自第1術科学校元教官の1等海尉(48)が、主任教官だった3等海佐(41)の机から無断で特別防衛秘密にあたる情報の入った光磁気ディスク(MO)を持ち出したと断定した。
(中略)
 調べによると、1尉は術科学校教官だった2002〜03年、イージス艦の情報が入ったMOを3等海佐の机から無断で持ち出したうえ、CDに複写するなどして、秘密情報へのアクセス権限のない学生らに配布し、特別防衛秘密を漏えいさせた疑いが持たれている。1尉は調べに対し、無断で持ち出したことを「授業で使う資料を集めるためだった」とし、学生らに渡した動機を「(学生らにとって)将来役立つと思った」と供述している。術科学校では、歴代の主任教官でイージス艦情報などが入ったファイルが引き継がれていた。1尉が持ち出したMOには、3佐が知人のプログラム業務隊(当時)関係者から独自に入手した秘匿性の高い情報が含まれており、捜査当局は、これらが特別防衛秘密にあたるとみている。
 さらに、1尉は03年9月から勤務した「しまかぜ」でも下士官らにCDを渡したとみられる。事件の発端となった第1護衛隊群の2等海曹(33)が自宅に持ち出していたファイルは、「しまかぜ」ルートで流出。乗組員の下士官が術科学校に入った際に拡散させ、2曹の同僚だった海士長に渡ったとみられる。この事件での強制捜査は、3月の事件発覚から4度目となる。
(2007年8月28日10時18分 読売新聞)
小池百合子、防衛大臣としての2ヶ月
小池防衛相が初登庁、2度のお色直し
2007年07月05日

 「原爆発言」で引責辞任した久間章生前防衛相の後任として、初の女性防衛相に就任した小池百合子氏が4日午後、東京・市谷の防衛省に初登庁した。約50人の女性自衛官の拍手で迎えられ、陸海空各自衛隊の女性自衛官から花束を3つ受け取り、ニコニコ顔だった。官邸では白のスカートにスーツ、皇居で行われた認証式には濃紺のドレス、初登庁時には黒のパンツスーツと2度のお色直しを行う気合の入り方だった。
 米独立記念日のこの日、米大使館での式典にもさっそく参加し、就任初日から同盟国の防衛相としての仕事もこなした。初の大臣会見では、会見室の壁に大きな世界地図を張らせ、会見中も「ミッション(任務)」「レーテッド(最新)な」など英語をちりばめて「国際派」としての印象付けに躍起だった。しかし、久間氏の発言にからみ「核兵器の使用は国際法上違法と考えるか」との質問には「人道上の観点から問題」とし、国際法上の判断には踏み込まなかった。



防衛省大バトル!小池氏「私は間違えていない」
08/16 13:24

■防衛次官人事問題
 小池防衛相が守屋次官を9月1日付で退任させ、後任に警察庁出身の西川官房長をあてる人事方針を決断。今月6日に安倍首相にこの方針を伝え、7日に報じられた。守屋氏は事前に知らされていなかったことや、警察庁出身者が後任であることに強く反発。西川氏に「恥を知れ」などと怒鳴りつけた。
 省庁幹部人事は正副官房長官の人事検討会議を経て決定するのが慣例で、手続きを無視された形の塩崎官房長官も小池氏に不快感をあらわに。13日には小池氏と守屋氏が代わる代わる首相官邸を訪れ、安倍首相や塩崎氏と会談する事態に。14日に小池氏と守屋氏が会談したが物別れとなっていた。小池氏は15日の閣議での決定を目指したが、内閣改造後に先送りされた。

■改造内閣 留任濃厚で強気?
 小池百合子防衛相(55)が防衛省の事務次官人事をめぐり、ブチ切れ状態だ。トラブルとなっている次官交代人事構想について15日、「私は何ら手順的に間違えていない」などと強く正当性を強調した。防衛省を“戦場”とした大バトルは、小池氏留任が確実視された内閣改造に影響を及ぼす可能性も浮上。5年前に次官との対立でクビになった当時の田中真紀子外相(63)の二の舞になるのか?

 2年前の郵政解散総選挙で「刺客第1号」となった“ケンカ上手”の小池防衛相。今回は防衛次官と塩崎恭久官房長官(56)を相手に超強気の大バトルを展開中だ。
 守屋武昌次官(62)を退任させ、警察庁出身の西川徹矢官房長(60)を後任とする小池氏の人事構想が7日に表面化。それ以降、小池氏Vs守屋氏&塩崎氏の争いがドロ沼化していた。
 小池氏は15日、閣議後の会見で守屋氏に関する秘話?をぶちまけた。人事構想について「事前に聞いてない」と猛反発する守屋氏だが、小池氏は構想が報じられる前日6日夜に守屋氏の携帯電話に2度連絡したが応答がなく、返答は7日朝になってから−と暴露。
 「他の件でも返事が翌朝ということがこれまでもあった。これは危機管理上どうか」。強烈なイヤミを放った。
 「役所の意思決定を明確にするのは大臣の役割」とも強調。記者から「そもそもなぜ次官交代が必要か?」と問われると、「ハアァ?」と色をなす場面もあった。
 守屋氏は次官在任が4年を超える異例の長さに。さらにイージス艦情報流出など情報漏洩が続出した問題も重視し、小池氏は警察庁出身者を後任に据えようとした。
 これに手続き面からカミ付いたのが塩崎氏。「事前の報告がない」などと小池氏を批判した。小池氏の首相補佐官時代から塩崎氏とは安全保障政策などをめぐりしばしば対立し、もともと犬猿の仲といわれている。
 小池氏はこの日も「私は何ら手順的に間違えていない」と塩崎氏に強く反論した。小池氏の強気の背景には、内閣改造で塩崎氏交代・小池氏留任の可能性が濃厚との見方があるとされる。
 ただ平成14年1月に田中真紀子外相が外務次官と激しく対立した際、小泉純一郎首相が両者を更迭した例がある。今月の訪米時に「私を『マダム・スシ』と呼んで」とはしゃいだ小池氏。安倍首相はこのスシを食べるのか、捨てるのか−。



小池百合子大臣“防衛省の天皇”を突然クビにした裏に… (ゲンダイネット)
 背広組トップの突然の退任劇に防衛省内は騒然だ。
 小池防衛相のトップダウン人事で、クビを切られた守屋武昌事務次官(62)。4年を超える異例の長期在任により、省内で“防衛省の天皇”と畏怖されるほど強い影響力を誇っていた。
「本人は次官続投に意欲マンマンで、かねて飲み友達の小池大臣に取り入ろうと必死でした。初登庁日は女性自衛官が花束で出迎えるセレモニーを発案、週刊誌のグラビア取材には、大臣のバックに選りすぐりの“イケメン”自衛官を揃えた。そんな抜け目のなさが功を奏し、今月1日で在任期間が5年目に突入。安倍首相にも食い込み、『内閣改造後も次官続投』との見方が支配的だっただけに、『何があったんだ』と波紋を広げています」(防衛省関係者)
 小池大臣の決断には、守屋本人も「交代の話はオレも聞いていない」と周囲に漏らしたほど。
 小池は「世代交代」を強調したが、電撃退任の背景には検察の動向が見える。東京地検特捜部が「近々、防衛利権にメスを入れる」との情報が駆け巡っているのだ。
「検察が重大な関心を寄せているのは、空自の次期輸送機CXの搭載エンジンの納入利権のようです。総額1000億円にも上る利権をめぐり、老舗防衛商社の山田洋行と、同社の経営陣が分裂して設立した新会社の間で熾烈な利権争いが勃発。一度は山田洋行に決めた販売代理店契約を新会社に変更したりと、防衛省サイドの不可解な動きも目立ちます。ゴタゴタの裏側で『背広組や政治家が跋扈(ばっこ)したのでは』とマークされているのです」(検察事情通)
 検察のターゲットには「守屋氏の名前も取りざたされている」(司法関係者)と言われている。
 改造でも留任が濃厚な小池防衛相、火の粉が掛かる前に“ワタシの出世に邪魔な男はポイよ”と判断したのか。
【2007年8月9日掲載記事】


安倍ついに小池切り…防衛次官人事混乱、手腕見限った (夕刊フジ)

 安倍晋三首相が27日に断行する内閣改造・自民党役員人事で、小池百合子防衛相の処遇が最大の焦点になってきた。国民的人気はあるが、防衛次官人事をめぐる大混乱を起こしたことで、その適性が問われているからだ。自民党内では「首相が小池切りを決断した可能性がある」という情報も流れている。
 「今、熟慮しながら、段々と固めているところだ」。安倍首相は19日、インドネシアなど3カ国訪問に出発する前、27日の人事について記者団に語った。
 参院選で惨敗を喫した安倍首相にとって、人事は態勢を立て直す最後のチャンスとなる。その最大の焦点が小池氏の処遇だ。小池氏を交代させれば、人事権を持つ閣僚が、官僚の抵抗による混乱の責任を取らされたとの印象はぬぐえず、あしき前例になりかねない。ただ、小池氏の独裁的手法にも批判は強い。
 官邸周辺は「事務次官の交代を閣議人事検討会議を無視して一部新聞にリークしたうえ、夜中に携帯電話で通告しようとするなど非常識で手順を無視している。こうしたスタンドプレーを放置すると、安倍首相のガバナビリティーに疑問が出かねない」と語る。
 現に、安倍首相が小池氏の手腕を見限ったとみられる情報がある。
 先週末、政府は閣議人事検討会議で、守屋次官を退任させ、後任に増田好平人事教育局長を充てることを決めた。小池氏は当初、守屋氏の後任に警察庁出身の西川徹矢官房長を充てる構想を描いた。これに対し、守屋氏は防衛省生え抜きの山崎信之郎運用企画局長を求め、バトルを展開した。
 このため、安倍首相の「早期決着せよ」との指示を受け、小池氏と守屋氏が話し合い、痛み分けとして「第3の男」増田氏の起用が決まったと報道されているが、実情は違うようなのだ。
 防衛省に詳しい政治ジャーナリストの田村玲子氏は、「増田氏は防衛省のベスト・アンド・ブライテストだが、守屋次官の就任後、一時期冷遇され『おしん』と呼ばれていた。周囲のアドバイスもあったようで、首相は彼に目を付け、塩崎恭久官房長官らを介して、『増田氏を後任次官とする人事案を持ってくるように』と指示した」と明かす。
 つまり小池氏の人事権を事実上召し上げたといっても過言ではなく、安倍首相が「小池切り」に傾いた傍証といえる。
 安倍首相に近い自民党中堅も「首相は小泉内閣の官房副長官時、身勝手な言動の田中真紀子元外相に憤りを感じていた。彼女に比べると、小池氏を評価していたが、内閣の非常事態に大混乱を引き起こしたため、『小池さん、あなたもか』と内心感じている。首相が小池切りを決断する可能性もある」と漏らす。
 さらに、安倍首相が懸念しているのは9月半ばの臨時国会で、防衛相がテロ特措法期限延長問題の矢面に立つこと。前出の官邸周辺は「次官人事のゴタや沖縄県側との密約説など野党が国会審議で小池氏の適格性を追及してくる。参院審議を控え、野党との調整が必要なのに、小池氏が民主党の小沢一郎代表の批判を繰り返しているのも問題だ」と話す。安倍首相はどう判断するか。
[ 2007年8月20日16時43分 ]


●2007/08/25-00:24 小池防衛相「辞める」と明言=内閣改造を機に

 【ニューデリー24日時事】小池百合子防衛相は24日、滞在先のニューデリーのホテルで記者団に対し、27日に予定される内閣改造に関し「テロ対策特別措置法延長をしっかり実現してくれる人にバトンタッチしたい」と述べ、続投は望まない意向を明らかにした。その理由として海上自衛隊のイージス艦の情報持ち出し事件を挙げ、「防衛省内で責任をどなたも取っていない。この点でわたしは責任を取りたい」と説明した。
 小池氏は「情報保全という大きな課題が本当に意味をなすためにきっちりとした体制でやってもらいたい。人心を一新してほしい。そこ(情報保全)を任せられる人に大臣になってほしい」と語った。さらに「わたしは辞めると言っているのよ」と述べた。



マダム寿司は外相、環境相に食指?

 27日の内閣改造で続投を希望しない考えを示した小池百合子防衛相は一夜明けた25日、インド、パキスタン歴訪を終えて帰国し「党の一兵卒として働きたい」と重ねて強調した。一方で、安倍晋三首相から閣内残留の要請があった場合、就任を断るかどうかについては明言を避けた。このため、永田町では「“自称マダム寿司”はポスト安倍を目指して外相狙いに切り替えたのではないか」との憶測が流れた。
 小池氏は成田空港で記者団に「自民党の一兵卒として安倍首相を支える立場で働きたい」と話し、防衛相続投は希望しない考えをあらためて示した。防衛省が海上自衛隊のイージス艦中枢情報流出事件の責任を明確にしてこなかったとし「これまでに誰も辞めていない。うやむやのままで新しいシステムには移行できない」と重ねて説明した。
 しかし、事件発覚は小池氏就任より3カ月以上前の今年3月。小池氏が情報流出事件の「引責」を強調するのはつじつまが合わないとの指摘がある。これについては「(事件が)就任する前でも情報保全を毅然(きぜん)として進めていくにはけじめをつけたい」と強調した。
 ただ、歯切れのいい発言はここまで。あす27日の改造に関しては「首相の判断で行われる。私の意思を伝えながら今後のことは首相にお任せしたい」と含みを持たせた。また、「続投を打診されても断るか」との記者団の質問には「打診されてみないと分からない」とあいまい。別の閣僚ポストへの横滑りについても「首相の判断だ」とかわした。
 突然の「防衛相を辞める」宣言は「潔い人と見せようとしているが、防衛相から逃げるだけ」との指摘が永田町からは上がる。秋の臨時国会ではテロ特措法が最大の焦点。野党との攻防を見据えて「防衛の素人の小池氏が失点を恐れ、矢面に立つことを避けたのでは」との見方もあり、ある政界関係者は「防衛相は降りた方が得策と思ったのだろう」と語る。
 「マダム寿司と呼んで!」と訪米中に大はしゃぎしたばかりの小池氏。またしても始まったパフォーマンスに永田町では「マダム寿司が回転中」との陰口も流れた。狙っているポストについては、麻生太郎外相の幹事長就任が確実視されていることから外相か、過去に務めた環境相との見方が強い。外相のポストをめぐっては、福田康夫元官房長官、高村正彦元外相らの名も上がっている。
[ 2007年08月26日付 紙面記事 ]



小池前防衛相「アイ・シャル・リターン」と涙浮かべる
2007年08月27日22時05分

 改造を前に、小池百合子前防衛相が「続投しない」と明言した防衛省。テロ特措法期限延長という課題を抱える中での大臣交代劇となった。
 「女子の本懐」。この日退任会見に臨んだ小池氏は、2カ月の任期をそう振り返った。大臣としてかかわった米軍再編や情報保全体制強化などを挙げながら、「2年ぐらいの内容があった」と話すと、うっすら涙を浮かべた。
 守屋武昌次官との確執騒動を問われると、「省や自衛隊にいささかの揺るぎも生じさせていない」と切り返し、「アイ・シャル・リターン(私は戻ってくる)」と、マッカーサー元帥の言葉を残して会見を終えた。
 一方、後任の高村正彦氏は、就任会見で騒動の善後策などを問われると「防衛相の仕事をしっかりやり、できるだけ長く務めたい」と応じた。
 高村氏は防衛政務次官の経験もあり、省内には「党での影響力も大きく、テロ特措法の期限延長を控えて適任だ」との声も。ただ、ある制服組幹部は「省内にはまだ動揺も残る。就任直後から大変では」と漏らした。



●「女子の本懐」も未練チラリ 小池前防衛相が退任会見 (2007/08/27 21:32 Sankeiweb)

 次期防衛事務次官人事をめぐる守屋武昌次官との対立で話題を呼び、内閣改造前に再入閣しない意思を表明していた小池百合子前防衛相。27日のお別れ記者会見では、2カ月に満たない任期を振り返り「女子の本懐という気持ちだ。2年くらいの内容があった」。ただ、マッカーサー元帥の言葉を引いて「国防についてはアイ・シャル・リターン(私は必ず帰ってくる)という気持ちで頑張っていく」とも語り、未練ものぞかせた。
 小池氏は7月、原爆投下に関する失言で引責辞任した久間章生氏の後任として、初の女性の防衛担当相となった。安倍内閣の看板大臣としての役割を期待され、参院選の応援演説に引っ張りだこだった。
 しかし、8月に入ると次期次官人事をめぐり守屋氏との対立が表面化。守屋氏の抵抗で自らの人事案が否定されたことについて、小池氏は会見で「はてなと思うところもあったが、結果的には私も官邸も納得して人事が決まり、組織の命令系統は維持された」と指摘。「新しい人事体制、適材適所の活性化に道筋を付けた」と、在任期間が4年を超えた守屋氏の更迭を成果としてアピールした。
 安倍晋三首相が小池、守屋両氏の痛み分けの形で人事問題に決着を付けたことを「見事な決断だった」と評価したものの、首相の決断の遅さを指摘されると「ノーコメント」と答え、複雑な心境をのぞかせた。


小池・元防衛相が「暴露本」 守屋氏との暗闘、赤裸々に
2007年10月19日19時01分

 自民党の小池百合子元防衛相が、人事をめぐる守屋武昌・前防衛事務次官との確執の内幕を記した「女子の本懐〜市ケ谷の55日」(文春新書)を出版した。小池氏は失言で辞任した久間元防衛相の後任として7月に就任し、8月末まで女性初の防衛閣僚を務めた。守屋氏については「官邸を自由に泳ぎ回り、私の人事案阻止を訴えていた」とし、「これでは『ひとり二・二六』」と厳しく批判している。

 著作の中で小池氏は、守屋氏に次官を退いて同省顧問に就くよう勧めた際、「顧問では生活できない」と拒否されたことも紹介。「女性の新参大臣は赤子の手をひねるようなものだと考えたのだろうか」と振り返った。

 安倍前首相や塩崎恭久元官房長官とのやりとりも描いた。小池氏が辞表を示して人事案を決定するよう迫ると、安倍氏は「悲しそうな顔」をして「辞めるなんて言わないでください。お願いだから」と慰留したという。

 安倍氏の辞任劇については「参院選惨敗後も続く不祥事、四方八方から矢が飛んでくる上、私まで安倍総理に心配をかけてしまったかと思うと申し訳なく思う」と反省をつづった。
安倍改造内閣の顔ぶれ決まる 閣僚名簿を発表
2007年08月27日16時53分

 安倍改造内閣の顔ぶれが27日決まった。与謝野馨・新官房長官は同日午後4時過ぎ会見を開き、安倍改造内閣の閣僚名簿を発表した。
 主な閣僚は次の通り。(敬称略)

 〈総理〉安倍晋三

 〈総務相〉増田寛也

 〈法務相〉鳩山邦夫

 〈外相〉町村信孝

 〈財務相〉額賀福志郎

 〈文部科学相〉伊吹文明

 〈厚生労働相〉舛添要一

 〈農林水産相〉遠藤武彦

 〈経済産業相〉甘利明

 〈国土交通相〉冬柴鉄三

 〈環境相〉鴨下一郎

 〈防衛相〉高村正彦

 〈官房長官〉与謝野馨

 〈国家公安委員長〉泉信也

 〈沖縄・北方担当相〉岸田文雄

 〈金融・行政改革担当相〉渡辺喜美

 〈経済財政相〉大田弘子

 〈少子化担当相〉上川陽子

愛知女性拉致殺害事件
<愛知女性殺害>「仲間と拉致し埋めた」男が供述 遺体発見
8月26日2時10分配信 毎日新聞

 25日午後1時半ごろ、愛知県警本部に「仲間3人で女性を拉致し、現金を奪った後、殺した。遺体は岐阜県内に埋めた」と、住所不定、無職、川岸健治容疑者(40)から通報があり、事情聴取したところ、供述どおり、同日午後7時10分ごろ、岐阜県瑞浪市稲津町小里の山林から、女性の遺体が見つかった。県警は、川岸容疑者と仲間の愛知県豊明市栄町西大根、会社員、神田司容疑者(36)、名古屋市東区泉1、無職、堀慶末容疑者(32)を死体遺棄容疑で逮捕。千種署に捜査本部を設置し、強盗殺人容疑での追及も始めた。
 調べによると、男らは25日午前0時ごろ、名古屋市千種区内を歩いていた30歳ぐらいのOL風の女性を車に無理やり乗せ、現金7万円を強奪。顔を見られたため、愛知県愛西市内の駐車場で殺害した。女性との面識はないという。女性は口に粘着テープを巻かれ、鈍器で殴られた跡があった。県警が遺体を検分して、身元や死因を調べている。
 通報した川岸容疑者は「仲間とは携帯電話のサイトで知り合った。死刑になりたくなかったので自首した」と話しているという。【松岡洋介】

死体遺棄で男3人逮捕=「顔見られたから殺した」、女性拉致・殺害事件−愛知県警
8月26日8時31分配信 時事通信

 名古屋市内で拉致され現金を奪われたとみられる女性が岐阜県内で遺体で見つかった事件で、愛知県警は26日、死体遺棄容疑で住所不定、無職川岸健治容疑者(40)ら3人を逮捕した。3人とも容疑を認めた上で、殺害についても「金に困っていた。顔を見られたので殺した」などと、おおむね認める供述をしているという。
 県警は同日、強盗殺人、死体遺棄事件とみて千種署に捜査本部を設置。犯行の詳しい経緯を調べるとともに、女性の身元確認を急いでいる。ほかに逮捕されたのは、愛知県豊明市栄町、会社員神田司(36)、名古屋市東区泉、無職堀慶末(32)両容疑者。
 調べでは、川岸容疑者らは25日午前4時ごろ、30代とみられる女性の遺体を岐阜県瑞浪市の山林に捨てた疑い。 

<愛知女性殺害>遺体は31歳派遣会社員 男3人逮捕
8月26日13時15分配信 毎日新聞

磯谷利恵さん 25日午後1時半ごろ、愛知県警本部に「仲間3人で女性を拉致し、現金を奪った後、殺した。遺体は岐阜県内に埋めた」と、住所不定、無職、川岸健治容疑者(40)から通報があり、事情聴取したところ、供述どおり、同日午後7時10分ごろ、岐阜県瑞浪市稲津町小里の山林から、女性の遺体が見つかった。県警は、川岸容疑者と仲間の愛知県豊明市栄町西大根、朝日新聞勧誘員、神田司容疑者(36)、名古屋市東区泉1、無職、堀慶末容疑者(32)を死体遺棄容疑で逮捕。千種署に特別捜査本部を設置し、強盗殺人容疑での追及も始めた。
 また、県警の調べで、遺体で見つかったのは、名古屋市千種区春里町2、派遣会社員、磯谷利恵さん(31)と判明した。
 調べによると、男らは25日午前0時ごろ、名古同区内の路上を歩いていた磯谷さんを車に無理やり乗せ、現金7万円を強奪。顔を見られたため、愛知県愛西市内の駐車場で殺害した。磯谷さんとの面識はないという。磯谷さんは口に粘着テープを巻かれ、鈍器で殴られた跡があった。県警が遺体を検分して、死因を調べている。
 通報した川岸容疑者は「仲間とは携帯電話のサイトで知り合った。死刑になりたくなかったので自首した」と話しているという。【松岡洋介】


<愛知女性殺害>金目的で面識のない女性を 逮捕の3人供述
8月27日1時50分配信 毎日新聞

 岐阜県瑞浪市の山林で25日夜、名古屋市千種区内から拉致、殺害された女性の遺体が見つかった事件で、愛知県警捜査1課と千種署は26日、自首してきた住所不定、無職、川岸健治容疑者(40)ら男3人を死体遺棄容疑で逮捕した。3人は女性から現金7万円やキャッシュカードを奪ったうえ、殺害したことも認めており、県警は特別捜査本部を設置、強盗殺人容疑でも追及する。3人は犯罪仲間を募る携帯電話サイトで知り合ったといい、金目的で拉致を計画し、面識のない女性を襲ったと供述している。
 ほかに逮捕されたのは▽愛知県豊明市栄町西大根、朝日新聞外交員、神田司(36)▽名古屋市東区泉1、無職、堀慶末(よしとも)(32)の両容疑者。殺害されたのは同市千種区春里町2、派遣社員、磯谷(いそがい)利恵(りえ)さん(31)。調べに対し、3人は容疑を認め「弱い女性ならやりやすいと思い、たまたま通りかかった女性を狙った。顔を見られたので殺した」と供述している。
 調べによると、3人は25日午前4時ごろ、磯谷さんの遺体を岐阜県瑞浪市稲津町小里(おり)の山林に遺棄した疑い。3人は24日午後10時ごろ、磯谷さんを千種区自由ケ丘の路上から車で拉致して現金などを奪い、25日午前0時ごろ、愛知県愛西市の駐車場に止めた車内で、ハンマーで頭などを殴って殺害、遺体を山林へ運んだことを認めている。また、カードで現金を引き出そうとしたとも供述している。磯谷さんは帰宅途中だったとみられる。
 3人は最近、携帯電話のサイトで知り合い、事前に顔合わせをして拉致を計画。だが、本名を名乗った神田容疑者を除き、川岸容疑者は「山下」、堀容疑者は「田中」と偽名を使い、互いの素性はほとんど知らない関係だったという。川岸容疑者は遺棄後、愛知県警に通報したといい「死刑になりたくなかったので自首した」と話している。
 24日は川岸容疑者が運転手を務め、残る2人が磯谷さんを拉致。磯谷さんを車両後部の中央に座らせ、2人が挟んで殺害現場へ連れて行った。奪った金は3人で分けたという。【米川直己】

金銭的困窮、車で生活か=「次の犯行も計画」−通報の川岸容疑者・女性拉致、殺害
8月27日5時1分配信 時事通信

 名古屋市の契約社員磯谷利恵さん(31)が岐阜県内の山林で遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された住所不定、無職川岸健治容疑者(40)が、一連の犯行に使った車の中で長期間生活していた疑いの強いことが27日、分かった。ハッチバック式の同容疑者の車には、多くの生活用品が載せたままになっていた。
 川岸容疑者は「次の犯行も計画していた」などと供述していることも判明。また、千種署捜査本部は同容疑者の車からハンマー2本と複数のスコップを押収し、うち1本のハンマーには血痕が付いていたという。
 同容疑者ら逮捕された3人は「金に困っていた」「誰でもよかった」とも供述しており、捜査本部は、金銭的に追い込まれた3人が携帯電話などで闇サイトに接続。磯谷さんの拉致、現金強奪に着手した可能性もあるとみて調べている。 

<愛知女性殺害>出会い後1週間足らず…凶行、場当たり的
8月27日15時4分配信 毎日新聞

 名古屋市千種区の路上で24日、同区春里町2、派遣社員、磯谷利恵さん(31)が拉致され、殺害された事件で、死体遺棄容疑で逮捕された住所不定、無職、川岸健治容疑者(40)ら3人が携帯電話のサイトで知り合ってから1週間以内に事件を起こしていたことが27日、愛知県警特別捜査本部の調べで分かった。殺害後の稚拙な対応から、当初は殺害の意思はなく、磯谷さんを持て余して殺害した疑いも浮上、場当たり的な計画の実態が浮かんできた。【米川直己、桜井平、松岡洋介】
 調べによると、川岸容疑者と愛知県豊明市栄町西大根、朝日新聞外交員、神田司(36)と名古屋市東区泉1、無職、堀慶末(よしとも)(32)の両容疑者は事件前1週間以内に「携帯電話の犯罪仲間を募る『闇の職業安定所』サイトを通じて知り合った」などと供述している。事前に顔合わせして拉致や現金を強奪することを計画。「弱い女性ならやりやすい」として、女性に狙いを定めた。
 3人は拉致に必要な手錠や粘着テープなどを用意し、乗用車は川岸容疑者が調達。24日夜、名古屋市千種区周辺をうろつき、一人で帰宅途中の磯谷さんを偶然発見、襲ったとみられている。遺体発見時、磯谷さんの両手には手錠がかけられ、胸の前で両手を組んだ状態だった。また、粘着テープで口や鼻を巻いてあったほか、上半身も幾重にも巻かれていた。
 計画性がうかがえる一方で、3人は拉致の際に顔を見られぬ工作をせず、「(磯谷さんに)顔を見られたために殺した」と供述。遺体も県道のバイパス道路から70〜80メートル入った脇道の見つかりやすい場所に遺棄していた。遺体には下半身を中心に土がかぶせてあったが、埋めようとした形跡はなかった。さらに、3人が教え合っていた携帯電話の番号は自身の名義だったため、川岸容疑者が25日午後に愛知県警に事件を通報した後、他の2人の身柄確保につながったという。
 こうした経緯から、特捜本部は3人が金目当てに事件を計画する一方、殺害は場当たり的だった疑いがあるとみて調べを進めている。また特捜本部は27日、3容疑者を死体遺棄容疑で送検するとともに、磯谷さんの遺体を司法解剖し、詳しい死因などを調べる。
 ◇次の襲撃計画も
 川岸容疑者ら3人が磯谷さんの遺体を遺棄した後、さらに25日夜に別の女性を襲撃する計画を立てていたことが27日、愛知県警特別捜査本部の調べで分かった。また、川岸容疑者に借金があったことも判明。3人は磯谷さんから奪った現金7万円を分け合ったが、取り分が少なく、新たな拉致を計画したとみられる。
 調べによると、川岸容疑者らは25日午後に磯谷さんの遺体を山林に遺棄した後、さらに名古屋市内で別の女性を襲う計画を立て、同日夜に名古屋駅周辺に集まる予定だったという。しかし、川岸容疑者が愛知県警に通報したため、新たな拉致は実行されなかった。
 3人は磯谷さんから7万円のほか、キャッシュカード2枚、クレジットカード1枚を奪った。しかし、キャッシュカードの暗証番号が分からなかったため、現金を引き出せなかったという。【米川直己】

愛知の拉致・殺害 犯行翌日にも計画 金目当て、複数の女性狙い
8月27日16時10分配信 産経新聞

 名古屋市の路上で派遣会社社員、磯谷利恵さん(31)が拉致されて殺害された事件で、死体遺棄容疑で逮捕された3人が、犯行翌日の25日も別の複数の女性を襲う「第二の犯行」を計画していたことが27日、愛知県警千種署捜査本部の調べで分かった。磯谷さんの所持金が少なかったため、さらに金を奪おうとしたとみられるが、犯行グループの一人で住所不定、無職、川岸健治容疑者(40)が自首、他の2人も身柄を押さえられたため未遂に終わった。

 調べによると、逮捕されたのは、川岸容疑者のほか、同県豊明市栄町西大根、朝日新聞セールススタッフ、神田司(36)▽名古屋市東区泉、無職、堀慶末(32)の2容疑者。

 調べに対し、3人は磯谷さんと面識はなく、「誰でもよかった」「金を奪うなら弱い女性がいい」などと供述。「名古屋市内で打ち合わせのようなことをした」とも話しており、捜査本部は事前に計画した上で、金目当てに見ず知らずの女性を拉致したとみている。

 3人は車内で磯谷さんを包丁で脅し、約7万円とキャッシュカードを奪った。しかし暗証番号が分からずカードで金を引き出せなかったため、分配した金は1人2万円足らずだった。このため、3人はさらに金を奪おうと25日夜も再び集まり、名古屋駅周辺で複数の女性を襲う約束をしていた。しかし、川岸容疑者が自首したため未遂に終わった。

 これまでの調べでは、3人は24日午後10時ごろ、名古屋市千種区自由ケ丘の路上を歩いていた磯谷さんに声を掛け、車に拉致。25日午前0時ごろ、愛知県愛西市内の駐車場に行き、車内で殺害、遺体を岐阜県瑞浪市の山林に捨てた。「ハンマーのようなもので頭を50回ぐらい殴った」と供述しており、複数の凶器も見つかっている。

 3人は犯罪の仲間や協力者を募るのにも利用されているインターネットのサイト「闇の職業安定所」で1週間ほど前に知り合ったという。

<愛知女性殺害>翌日も別の襲撃計画 取り分少なく
8月28日10時28分配信 毎日新聞

 名古屋市千種区の路上で24日、同区春里町2、派遣社員、磯谷利恵さん(31)が拉致され、殺害された事件で、川岸容疑者ら3人が磯谷さんの遺体を遺棄した後、さらに25日夜に別の女性を襲撃する計画を立てていたことが27日、愛知県警特別捜査本部の調べで分かった。また、川岸容疑者に借金があったことも判明。3人は磯谷さんから奪った現金7万円を分け合ったが、取り分が少なく、新たな拉致を計画したとみられる。
 調べによると、川岸容疑者らは25日午後に磯谷さんの遺体を山林に遺棄した後、さらに名古屋市内で別の女性を襲う計画を立て、同日夜に名古屋駅周辺に集まる予定だったという。しかし、川岸容疑者が愛知県警に通報したため、新たな拉致は実行されなかった。
 3人は磯谷さんから7万円のほか、キャッシュカード2枚、クレジットカード1枚を奪った。しかし、キャッシュカードの暗証番号が分からなかったため、現金を引き出せなかったという。【米川直己】

「第4の男」直前に出頭=闇サイト通じ知り合う−女性拉致「知らなかった」・愛知
8月28日13時1分配信 時事通信

 名古屋市の契約社員磯谷利恵さん(31)が拉致、殺害され、岐阜県の山林で遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された無職川岸健治容疑者(40)とインターネットサイトで知り合った男が、磯谷さんが拉致される直前の24日未明に、建造物侵入と窃盗未遂容疑で県警名東署に逮捕されていたことが28日、分かった。
 男は住所不定、無職本堂裕一朗容疑者(29)で、調べに対し仲間がいることもほのめかしていたという。同容疑者は「拉致事件は知らなかった」と供述しているが、千種署捜査本部は川岸容疑者らとの関係をさらに追及する。
 調べでは、本堂容疑者は23日夜、闇サイトを通じて知り合った川岸容疑者とともに、愛知県長久手町の水道工事会社の事務所に侵入し、内部を物色した疑い。途中で川岸容疑者が現場から逃げ出したため、窃盗は未遂に終わったという。 


愛知女性殺害:死刑求める署名10万人 名地裁へ提出へ
毎日新聞 2007年10月3日 15時00分

 名古屋市千種区で今年8月、派遣社員、磯谷利恵さん(31)が携帯電話のサイトで知り合った男3人に拉致され、殺害された事件で、強盗殺人などの疑いで逮捕された男3人への死刑を求める署名が10万人を超えたことが3日、分かった。遺族はさらに協力を呼び掛けた上、署名簿を名古屋地裁に提出する。

 利恵さんの母親の富美子さん(56)らが先月22日、ホームページ(HP)を開設し、逮捕された▽住所不定、無職、川岸健治(40)▽愛知県豊明市栄町西大根、朝日新聞セールススタッフ、神田司(36)▽名古屋市東区泉1、無職、堀慶末(32)の3容疑者への死刑適用を求める署名を呼び掛けた。同月27日からは名古屋駅前での署名活動も始めていた。

 HPの中で富美子さんは「無念を晴らしたいと思っても、(被害者1人で死刑は難しいという)司法の壁に阻まれ苦悩しています。この壁を乗り越えるために極刑を科す陳情書を作成することにしました」と強調。1日現在で10万2422人の署名が集まったという。

 富美子さんはHPに「見ず知らずの私共のために、このように動いてくださり、なんとお礼を申してよいのか言葉が見つかりません。寄せられた数々の励ましやいたわりのお言葉に触れ、私どもはたくさんの勇気と元気をいただきました。皆様のお力添えを支えに、利恵の無念を晴らすとともに、平和な社会に変えていくためこれからも頑張ってまいります」などとつづっている。【米川直己】




「最初から殺すつもり」闇サイト殺人の被告
2007.12.27 14:00 MSN産経ニュース

闇サイトを通じて集まった男3人が8月、名古屋市で会社員磯谷利恵さん(31)を拉致、殺害した事件。名古屋地裁で27日始まった公判前整理手続きを前に、2被告が名古屋拘置所で共同通信の取材に応じ「最初から殺すつもりだった」などと話した。

 犯行を呼び掛けたとされる無職、川岸健治被告(41)は「小さな子供ならともかく、拉致したのは成人」と語り、発覚を恐れ、当初から殺害する考えだったことを示唆。また、遺族への謝罪については「心から思っていないと口に出せない」として、そうした心境ではないことを明らかにした。

 元新聞拡張員、神田司被告(36)も「最初から殺すつもりでした」と話し「やったこと、起きたことだけで裁いてほしい。遺族が一番望んでいるのは、ぼくらが相応の罰を受けることだと思う」。

 自首した川岸被告に神田被告が9月ごろ、裏切りを憤る手紙を送っていたことも判明。川岸被告は「仲間がおまえのところに行くぞと脅迫された」と話した。

 神田被告は「仲間を売る行為。逆の立場だったら同じ心境になると思う」と怒りの理由を説明。「『友人がぼくの知らない間に(川岸被告を)訪れることがあれば、許してほしい』という内容だった」とし、脅迫ではないとしている。

 一方、堀慶末被告(32)は弁護士に「当日は思考停止の状態だった」と訴え、殺害の重大性に考えが及ばなかったとした。「遺族へ謝罪の気持ちもある」と話し、反省文を書いた。「なぜ誰も止められなかったのか」などと、つづられているという。

神田司、堀慶末、川岸健治左から神田司、堀慶末、川岸健治