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中村さん無事と大統領顧問 隣国パキスタンで拘束
共同通信社 24日20時21分

 【テヘラン24日共同】イランのハシェミサマレ大統領上級顧問は23日、同国南東部で昨年10月に誘拐された横浜国立大4年、中村聡志さん(23)について、隣国で拘束されているとして「わたしの知る限りでは、彼は無事だ」と述べた。共同通信とのインタビューで語った。ハシェミサマレ氏は、中村さんの解放に向けたイラン当局と武装集団の交渉が何度も行われていると説明。
仲間釈放めぐり交渉難航 中村さん誘拐から3カ月
共同通信社 06日16時51分

 【テヘラン6日共同】イラン旅行中だった横浜国立大4年、中村聡志さん(23)が武装集団に誘拐されてから7日で3カ月。イラン政府当局者によると、武装集団は中村さん解放の条件として、当局に拘束されている仲間4、5人の釈放を要求しているが、イラン政府はこれを拒否。交渉は難航しているもよう。中村さんを誘拐したとされるのは、南東部に拠点を置く麻薬密輸組織の一派の10人前後のグループ。




邦人誘拐3か月、イラン外務省「新たな情報ない」

 【テヘラン=工藤武人】イラン南東部で昨年10月、横浜国立大4年、中村聡志さん(23)が武装集団に誘拐された事件は、7日で発生から3か月を迎える。

 武装集団側は、イラン治安当局に拘束されている仲間の釈放に固執。イラン政府との解放交渉に具体的な進展はなく、事件解決の見通しは立っていない。

 同国外務省のホセイニ報道官は6日の記者会見で、事件に関する「新たな情報は入っていない」と述べ、解放交渉が前進していないことを強く示唆した。

 中村さんが、昨年10月7日に、同国南東部ケルマン州で、一帯で活動する麻薬密輸団シャハバフシュに誘拐されて以来、イラン側は中村さんは「元気だ」と繰り返してきたが、最近は健康状態にも言及しなくなった。小野寺五典外務副大臣が事件発生後、3度訪問し、イラン政府に協力を要請。中村さんの無事は同国政府により、確認されている模様だ。しかし、イラン側がかん口令を敷いている可能性があるものの、「最近は当局と武装集団の接触が減っている」(地元当局者)という。

 中村さんはパキスタン領内で拘束されているとみられる。このため、同国のブット元首相暗殺などの政情不安で、パキスタン側の協力を当てにできないとの見方が広まっている。

(2008年1月6日22時6分 読売新聞)




解放手詰まり3カ月 イランで誘拐された中村さん
2008年01月07日13時35分 asahi.com

 イラン南東部を旅行中だった横浜国立大4年の中村聡志さんが昨年10月、武装した麻薬密輸組織に誘拐されてから、7日で3カ月になる。中村さん解放をめぐって犯行グループは収監中の仲間の釈放を要求し、仲間の誰を釈放するかや人数が焦点になっているとみられるが、誘拐事件の再発を防ぎたい治安当局内には、麻薬密輸組織に譲歩することへの反感が強いとの見方もある。交渉は行き詰まっている模様で、長期化が懸念される。

 中村さんは10月7日にケルマン州の古都バム近郊で連れ去られた。犯行グループの麻薬密輸組織「シャフバフシュ」とともに、アフガニスタンとパキスタンにまたがる国境地帯を移動しているとみられる。ある治安当局者は「我々は犯行グループが場所を変えるのを注意深く見守っている」とし、安全な方法で解放するため、武力突入などは避けて慎重に対応していることを強調する。

 昨年11月に家族へ直接電話で連絡を取って以後、中村さん本人の肉声は伝わってきていないが、在テヘラン日本大使館は定期的に中村さんの安全を確認しているという。突然の解放もありうると想定し、24時間態勢での警戒を続けている。

 金銭が絡む交渉については関係者は一様に否定している。交渉が進展しない背景には、アフマディネジャド大統領のもとでイラン政府が麻薬対策を重視し、アフガニスタンから流れてくる麻薬の密輸取引に厳しい姿勢を取っていることがある。

 治安当局が押収する麻薬の量は年間500トンにも上ると言われ、麻薬取引関連の死刑も増加。今年に入ってすでに、中村さんを誘拐したグループが活動範囲にするシスタン・バルチスタン州のザヘダンなどで、計5人に死刑が執行されたと国内メディアは伝えている。
誘拐の中村さん早期救出、外務副大臣がイラン外相に要請
 【テヘラン=工藤武人】イラン南東部で10月、横浜国立大4年、中村聡志さん(23)が誘拐された事件で、同国を訪問中の小野寺五典外務副大臣は4日、同国のモッタキ外相ら政府高官と会談し、中村さんの早期救出に向けたイラン政府の一層の努力を要請した。

 今月7日で事件発生から2か月を迎えるが、小野寺副大臣はモッタキ外相との会談後、中村さんの安否に関し、「4日午前の時点で元気だということが確認された」と述べた。イラン側から、捜査の現状についても説明を受けたという。

 一方、同外相は会談で、「(中村さんの)両親と同じような愛情を注ぎ、この事件を解決したい」と繰り返し、事件解決に全力を尽くすことを約束した。

 事件発生後、小野寺副大臣がイランを訪問するのは3回目。

(2007年12月5日10時55分 読売新聞)
イラン邦人誘拐、小野寺外務副大臣が3度目のテヘラン入り
4日未明、テヘラン郊外の空港で、報道陣の取材に応じる小野寺副大臣【テヘラン=工藤武人】イラン南東部で10月、横浜国立大4年、中村聡志さん(23)が武装集団に誘拐された事件で、小野寺五典外務副大臣が4日未明(日本時間同日朝)、イラン政府に対し、中村さんの早期解放に向けた一層の努力を要請するため、テヘラン入りした。

 小野寺副大臣がイランを訪問するのは、11月4日以来で、事件発生後、3度目。小野寺氏はテヘラン到着後、空港で、中村さんの所在に関し、「パキスタンとイランの国境付近で移動している」との見方を示した上で、「(イラン政府に)さらに踏み込んだ力添えをいただき、早い解放に向けた方向性を見いだしたい」と語った。

 小野寺副大臣は4、5日の両日、サファリ外務次官らイラン政府高官と会談、中村さんの所在や武装集団とイラン当局との交渉の現状など事件の最新情報を収集する。


画像=4日未明、テヘラン郊外の空港で、報道陣の取材に応じる小野寺副大臣=工藤武人撮影

(2007年12月4日11時17分 読売新聞)
「誘拐された中村さんが家族に電話」イラン報道官話す
2007年12月02日 asahi.com

 イラン南東部を旅行中に麻薬密輸組織に誘拐された横浜国立大生、中村聡志さん(23)について、同国のホセイニ外務省報道官は2日の記者会見で、「中村さんはこの2、3日の間に家族と話をすることができた」と話し、拘束中の中村さんが日本の家族に電話で連絡したことを明らかにした。報道官は「中村さんは元気だ」としたが、電話での会話の詳細については語らなかった。

 中村さんは誘拐された翌日と見られる10月8日と10日、日本の家族やテヘランの日本大使館に電話したが、その後本人から連絡があったことが明らかになるのは初めて。

 中村さん誘拐事件に対処するイラン当局は常に「中村さんは元気だ」としてきた。ただ、11月にテヘランを訪問した小野寺五典外務副大臣は中村さんの消息について「(イラン当局は)直接本人ではなく、いろんな情報を通じて把握していると考えている」と話していた。



 聡志さんの父親の淳貴(きよたか)さん(53)=大阪府豊中市=は2日、「現時点で申し上げるべき情報は持ち合わせておりませんので、ノーコメントとさせて頂きます」とのコメントを報道各社に出した。
<イラン日本人誘拐>国境越え密輸団暗躍…南東部ルポ
10月23日21時48分配信 毎日新聞

イラン南東部シスタン・バルチスタン州からパキスタン側を望むイラン南東部シスタン・バルチスタン州からパキスタン側を望む。
山脈の手前に走る鉄条網が国境線。
治安警察兵士が警護のため同行してくれた
=春日孝之撮影

 砂漠の大平原に一本道が延び、両側に険しい山脈が走る。イラン南東部シスタン・バルチスタン州のパキスタン国境地帯に入った。今月7日に横浜国立大4年、中村聡志さん(23)を誘拐した武装麻薬密輸団シャハバフシュの勢力圏だ。79年のイスラム革命以降、当局と密輸団の「戦争」が続き、双方で約5000人の死者が出た。街道は当局の統制下にあるが、荒涼とした大地は「無法地帯」だ。【ミルジャベ(イラン南東部パキスタン国境)春日孝之】

 シスタン・バルチスタン州の州都ザヘダンから国境までは車で約1時間。警察が途中3カ所の検問所に連絡し、最後の検問所と国境税関の間は兵士が助手席に乗り込み警護してくれた。車両の往来は少ない。

 地元紙ザヘダンのラフシャニ社長(48)によると、州内には大小25の盗賊団がいる。外国人誘拐を繰り返しているのがシャハバフシュだ。街道の右手、ラクダのこぶの形をしたイラン第2の高峰タフタン(標高4042メートル)を中心とした地域が根城だという。

 最後の検問を過ぎると、左手に鉄条網が走る。向こう側はパキスタン。簡単にくぐり抜けられそうだ。反麻薬の非政府組織(NGO)で活動する大学生、アリ・タジギさん(21)は「街道から外れると遮へい物はなく、国境線を自由に行き来できる」という。地元のバルチ人はパキスタンやアフガニスタンにかけて居住し、イランとパキスタンの二重国籍を持つ者も少なくない。

 世界のアヘンの9割を生産するアフガン、パキスタンからも大量の麻薬がイランに入り、欧州に向かう。「密輸団が多いのは、その地理的条件が最大の理由だ」とタジギさんが説明する。タジギさんの治安当局者の親族も何人もが「殉教」した。NGO活動を始めた理由でもある。

 イラン福祉庁ザヘダン支部のアフマド・ナザリ次長(45)によると、シスタン・バルチスタン州は最貧困州だ。一昨年まで8年間続いた記録的干ばつで農業と牧畜は大打撃を受けた。「水がなければ生活できない」(ナザリ次長)この地域で、麻薬の運び屋になって家族の命脈を保った貧しい人たちがいたのも事実だろう。

 イランはイスラム教シーア派国家だが、バルチ人の大半はスンニ派だ。同州のスンニ派の最高権威、アブドル・ハミド師(60)は「盗賊は部族から外れた連中で、山中に住み着いている。犯罪は一般人とは関係ない」と強調した。一方で「(誘拐事件などに対応するには)今のイランでバルチ人の役割は小さすぎる」と語った。バルチ人もスンニ派もイランの圧倒的少数派だ。口調には、差別的な境遇にあり、協力する気になれないとのニュアンスもこもる。

 「この州の一番の問題は治安だ。治安がよければ『投資』も『観光』もついてくるのに」。ナザリ次長が語った。


<イラン日本人誘拐>シャハバフシュ族有力者に聞く
10月22日21時4分配信 毎日新聞
 イラン旅行中の横浜国立大4年、中村聡志さん(23)誘拐事件で、当局は少数民族バルチ人の麻薬密輸団「シャハバフシュ」の犯行と断定している。密輸団の出身部族シャハバフシュ族の有力者で反麻薬のNGO(非政府組織)活動に従事している、アブドラ・イドゥザイ氏(35)に聞いた。【ザヘダン(イラン南東部)春日孝之】

 −−密輸団リーダーはイスマイルという人物だと報じられています。

 聞いたことがない。今回の事件が「シャハバフシュ」の犯行かどうかも知らない。過去の犯罪でよそ者が「シャハバフシュ」を名乗ったことがあった。

 −−「シャハバフシュ」の犯行だとしたら部族の不名誉です。

 部族社会では人間的つながりは濃いが、拘束力まではない。犯罪を仲間内で公言するわけがない。部族に知られれば何らかの措置が取られるが、大抵は容疑者が逮捕されてはじめて事件を知る。

 −−長老の部族民への影響力は絶大です。

 長老の権威は高いが、倫理観や信仰心のない連中は聞く耳を持たない。そういう連中を一族を挙げて保護することなどあり得ない。

 −−ここシスタン・バルチスタン州で麻薬関連の犯罪が多いのは貧困が一番の原因ですか。

 国境州だからパキスタンやアフガニスタン産の麻薬が入ってきやすい。若者の失業が多く、情熱を傾けることがなくて麻薬に手を染める。ただ長い干ばつで農村部の生活が厳しくなっても、都市の家族や親類が助けてきた。貧乏になって誰もが麻薬に手を出すわけではない。麻薬で得るカネは「汚れたカネ」であり、信仰心の欠如が大きい。

 −−今回の誘拐事件をどう思いますか。

 部族には客人をもてなすという伝統がある。客人を傷つけることがあるとすれば論外だ。

 ▽シャハバフシュ族 バルチ人の有力部族の一つ。人口は推定数万から数十万人。イドゥザイ氏は約300家族を束ねているという。部族の居住地域はシスタン・バルチスタン州の州都ザヘダンの南方180キロの町カーシュを中心とする土漠と山岳の一帯。
イランで日本人拘束 23歳学生が武装集団に
<イラン日本人拘束>23歳学生が武装集団に…無事を確認
10月11日11時22分配信 毎日新聞

 イランへ渡航中の日本人男子大学生(23)が武装グループに拘束されたことが10日、分かった。テヘランの日本大使館から今月8日、外務省に連絡が入った。同省は10日午後3時、対策本部を設置し、イラン政府に照会するなどして、確認を急いでいる。また、高村正彦外相はモッタキ・イラン外相に電話し、真相の解明と邦人の安全確保を要請した。
 高村外相は11日朝、記者団に「(男子学生が)無事であることは確認した。だいたい、どこにいるか場所は特定されている。無事救出できるよう努力したい」と述べ、現時点では危害が加えられていないことを明らかにした。また、武装グループについて「(イラン当局は)どういうたぐいかもつかんでいるようだ」と説明した。
 同省は男子学生の安全を優先するとの立場から実名を公表していない。
 関係者によると、学生本人から大使館に電話が入り、拘束が判明した。武装グループは学生解放のため何らかの要求を掲げているが、外務省は「明らかにできないが、新テロ対策特別措置法案とは無関係」としている。
 拘束場所は最近治安が悪化しているイラン南東部でパキスタン国境に近いケルマン州で、学生は周辺諸国を回った後、今月に入ってからイラン入りした。
 同省は同州とシスタン・バルチスタン州について「渡航の是非を検討してください」との危険情報を出していた。今年8月には、この地域を旅行中のベルギー人夫婦が誘拐された。他にもドイツ人やアイルランド人が誘拐されるなどの事件が起きている。また、昨年12月に自動車に仕掛けられた爆弾が2カ所同時に爆発するなど、治安の悪化が指摘されていた。
 海外で日本人が襲撃・拘束された例では今年4月、パラグアイで武装集団が現地在住の2人を誘拐し、身代金を要求した。イラクでの事件も多く、03年11月には、在英日本大使館の奥克彦大使ら2人が銃撃されて死亡。04年4月にはボランティア女性ら3人が拉致され、8日後に解放された。04年5月にはフリージャーナリストの橋田信介さんら2人が銃撃され死亡したほか、同10月には香田証生さんが拘束され、遺体で発見された。


邦人誘拐、遺跡に向かった横国大生か
10月11日17時35分配信 読売新聞

 政府関係者は11日、誘拐された大学生について、「大阪府に実家がある横浜国立大学4年生、中村聡志さんの可能性が高い」と語った。
 高村外相によると、大学生はイランの隣国のパキスタンからイランに入った後に誘拐されたという。イラン国営通信は11日、大学生がケルマン州で城塞(じょうさい)遺跡見学に向かう途中、武装グループに拘束されたと伝えた。イラン警察当局者は10日夜、本紙に対し、大学生が同州バムで行方不明になったことを明らかにした。
 この警察当局者は、大学生が「(世界遺産の)アルゲ・バム城塞を訪れるためバムを訪問し、10月6日にホテルを出た後、行方がわからなくなった」と述べた。ただ、国営通信は大学生が8日に拘束されたとしている。

ネパールでNGO活動 イランで誘拐された中村さん
2007年10月12日01時14分 asahi.com

 「世界のいろんな文化を見たい」。イランで誘拐されたとされる横浜国立大学の4年生、中村聡志さん(23)は、友人たちにそう言っていた。今年の夏に、ボランティアで活動していたネパールでもアジアを渡り歩く計画を語っていた。「とにかく無事を祈るだけです」。中村さんを知る人たちは、心配そうに話した。

 横浜国立大によると、中村さんは教育人間科学部国際共生社会課程の4年生。大阪府出身で、横浜市保土ケ谷区で暮らしている。

 ネパールで小学生に英語を教えたり、日本文化を紹介したりする都内のNPOが企画したプログラムに参加するため、今年4月から9月30日まで休学。ネパールでの活動期間は、6月10日〜8月10日だった。
 ネパールで日本からのボランティアを受け入れているNGOによると、中村さんが活動していたのは、首都カトマンズから10キロほど郊外にある小さな村。男性スタッフは「150人くらいの児童がいる小規模な学校。ABCとかの初歩的な英語などを教えていた」と話した。
 任期終了時にNGOが開いたお別れセレモニーでのこと。中村さんは「とても幸せです。またネパールに戻ってきます」などと英語であいさつ。無事に仕事を終えて、喜んでいたという。
 ネパールを出国後の予定については、「インドを知り合いと回った後で、バングラデシュとパキスタンに行く予定だ」と話していたという。

 派遣元となった東京都新宿区のNPO法人「日本国際ワークキャンプセンター」の担当者によると、中村さんは4月の事前研修の際に、「世界のいろんな文化を見たい」と話していたという。本人からの連絡は「無事に到着した。これから活動します」というメールが6月に来たのが最後で、以降は途絶えているという。

 中村さんが在籍している国際共生社会課程には国際的な仕事を目指す学生が多く、海外でのボランティアに参加する学生も少なくない。
 「休学して海外に行こうと思っている。漠然と、旅行に行きたい。自分のあり方をもう一度問い直したい」。中村さんと昨年10月ごろに授業で会ったという同じ学部の男子学生は、中村さんがそう話していたのを覚えている。
 中村さんと同課程の4年の男子学生(23)は、友人からの電話で、誘拐事件を知った。気さくで面白く、行動力もある。この学生によると、学内で中村さんはそんな存在だったという。一昨年の大学祭のときは、同じ課程の友人ら約10人で「シンクロナイズド・スイミング」の余興を実演したが、仲間に声をかけたのが中村さんだった。
 そんな中村さんは1、2年生のころから、「世界一周したい」と口にしていた。今回の渡航についても、ロシア・ウラジオストクから電車で世界一周をしたい、と話していたという。ただ、今回、誘拐されたとされるイランに足を運ぶことについては、聞いていなかったという。

 大阪府豊中市にある中村さんの実家では、父親が「私事なので。すみません」とだけ答えて玄関に入った。兵庫県に住む祖母は「本当に心配で何も手につかない。とにかく無事を祈るだけです」と話した。
 実家の近所の女性は数カ月前、中村さんの母親から「大学を休んで海外に行くと言うので、反対だったけれど、世界を見るのも勉強になるだろうと考えて認めた」と打ち明けられたという。


犯人グループ 仲間の釈放を要求
10月12日1時2分配信 時事通信
 イランを旅行中の邦人大学生誘拐事件で、政府関係者は11日夜、犯人グループが仲間の釈放を要求していることを明らかにした。また、身代金についても「そのうち正確な金額が分かるだろう」と述べ、犯人側が要求していることを示唆した。
 政府関係者によると、犯人グループに拘束されている横浜国立大教育人間科学部4年生の中村聡志さん(23)が在テヘラン日本大使館に電話で連絡してきた際、犯人側の要求を伝えていた。
 一方、身代金の額に関して同関係者は「仲介者が入って金額がつり上がる可能性もある」と述べ、具体的な言及は避けた。


早期解決に全力=学生誘拐「政治的背景ない」−政府
10月12日1時2分配信 時事通信
 イランを旅行中の邦人男子学生が武装グループに誘拐された事件で、政府は11日午後、外務省に設置した緊急対策本部(本部長・小野寺五典副大臣)の第2回会合を開き、イラン政府と連絡を取るなどして情報収集を進めた。高村正彦外相は同日夜、外務省で記者団に「無事救出するため全力を尽くすようイラン政府にお願いする」と、早期解決に全力を挙げる考えを示した。また小野寺副大臣は、事件に政治的背景はないとの見方を示した。
 関係者によると、男性は横浜国立大教育人間科学部4年生の中村聡志さん(23)。
 福田康夫首相は同夜、「人命尊重という立場で、1日も早く取り戻したい」と記者団に述べた。高村外相は、政府として中村さんの拘束場所を把握していることを認めた。


外務副大臣をイラン派遣へ=16日から、安全最優先を要請−政府
10月12日21時1分配信 時事通信
 イランで横浜国立大の中村聡志さん(23)とみられる邦人男性が誘拐された事件で、政府は12日、外務省の小野寺五典副大臣を16日から19日までテヘランに派遣することを決めた。無事救出に向けてイラン政府への働き掛けを強めるのが目的だ。高村正彦外相が12日、外務省で記者団に明らかにした。
 小野寺副大臣は現地でイラン政府高官と会い、邦人の安全確保を最優先し、解放のため万全を尽くすよう求める考え。これに関連し、高村外相は「これまでもイラン政府に協力を求め、イランも懸命に対応しているが、より高いレベルで働き掛ける」と述べた。 
 

「誘拐の中村さんは21日まで無事」 高村外相10月23日11時12分配信 産経新聞

 高村正彦外相は23日午前、閣議後の記者会見で、イラン南東部で誘拐された横浜国立大4年生、中村聡志さん(23)の安否について「現地時間の21日まで無事であったという情報は持っている」と述べた。

 中村さんを誘拐したとされる武装集団が、中村さんを連れてパキスタンに移動したとイラン政府が明らかにしていることについては、高村外相は「日本政府としては必ずしも確認していない」と語り、政府として把握できていないことを明らかにした。


パキスタンが態度硬化 捜査に支障も
10月26日19時20分配信 毎日新聞

 【ニューデリー栗田慎一】イラン南東部を旅行中の横浜国立大生、中村聡志さん(23)が誘拐された事件を巡り、イラン政府が一時「中村さんがパキスタンにいる」との情報を流したが、パキスタン側には26日になっても通知されていないことがわかった。パキスタン政府幹部は「イランから情報が来るまで非公式捜査もしない」と態度を硬化させている。背景には事件現場周辺の反政府勢力を巡る両国の確執があり、捜査に支障が出ることも予想される。

 パキスタン外務省幹部は、毎日新聞の取材に対し、イラン政府報道官が20日に、中村さんがパキスタンにいるとの認識を示した点について、「報道で知った」と語り、不快感を隠さなかった。発表は「初耳」で、パキスタン外務省が在テヘランの大使館に確認した結果、「イラン政府からは何の連絡もなかった」ことが判明した。26日になっても連絡はないという。

 関係筋によると、イランが意図的に虚偽の情報を流した可能性もある。

 背景には国境付近に勢力を持つバルチ族に対し両国が「協力とけん制」を同時並行で行っている微妙な関係がある。両者はバルチ族の反政府活動に頭を痛め、協力し合ってきた半面、双方が「互いの勢力を支援している」と非難し合ってきた。

 関係者によると、パキスタン側ではアフガニスタンでイスラム過激派タリバンが全土を掌握(98年)して以降、タリバンの中心をなすパシュトゥン人がイラン・パキスタン国境付近でも政治的な影響力を増した。

 一方、イスラム教シーア派のイラン政府はスンニ派のパシュトゥン人の国内への影響を嫌っているとされ、「イランなどがパシュトゥン人と対立するパキスタン側バルチ族の反政府活動を支援している」(パキスタン・バルチスタン州政府幹部)と主張している。

 一方、今年2月にイランのシスタン・バルチスタン州でイラン革命防衛隊のメンバーが殺害された事件では、イランの宗教指導者の一人が国営ラジオを通じ「パキスタン側にテロリストの避難場所がある」と非難した。


中村さんの無事確認…町村官房長官
10月29日23時35分配信 毎日新聞
 町村信孝官房長官は29日の記者会見で、10月上旬にイランで武装グループに誘拐された横浜国立大4年の中村聡志さん(23)について「日本時間28日午前3時30分のイラン政府の連絡によれば、被害者は無事だ。それ以外、特段の新たな報告すべき動きはない」と述べた。


中村さん、アフガン・パキスタン国境付近に
10月31日11時24分配信 読売新聞
 【テヘラン=工藤武人】イラン南東部で、横浜国立大4年、中村聡志さん(23)が武装集団に誘拐された事件で、イラン司法府のジャムシディ報道官は30日、読売新聞に対し、中村さんはイラン国外に連れ出され、アフガニスタンとパキスタンの国境付近のバラブチャで拘束されていると明らかにした。
 バラブチャは、誘拐場所から東へ約800キロ・メートル離れている。


オートバイで声掛け、中村さん乗せる
11月1日2時32分配信 毎日新聞

 【テヘラン春日孝之】イラン南東部を旅行中の横浜国立大4年、中村聡志さん(23)誘拐事件で、捜査を担当している南東部州の国境治安警察幹部は31日、毎日新聞に対し、犯行グループがオートバイを使用して中村さんを誘拐したことを明らかにした。中村さんは10月7日にケルマン州バムで、宿泊先から城塞(じょうさい)遺跡アルゲ・バムに出掛けたまま行方不明になった。言葉巧みに誘われてオートバイに同乗し、誘拐された模様だ。捜査当局はこのオートバイを既に発見、押収しているという。

 中村さんが宿泊していたゲストハウスは遺跡まで約2.5キロの徒歩圏内にある。バスなどの公共交通機関はなく、通常、旅行者は歩いて遺跡に向かう。行き帰りのどちらかで、オートバイの誘拐実行者が中村さんに声を掛け、アジトに連れ去ったとみられる。

 当局によると、誘拐したのはケルマン州の隣接シスタン・バルチスタン州を拠点にする武装麻薬密輸団シャハバフシュ。イランの一部メディアは事件発覚後間もなく、実行犯はアブドラという男だと報じていた。

 一方、捜査幹部は中村さんの安否や所在地の情報については言及しなかった。


外務副大臣を再度イラン派遣へ
11月1日12時2分配信 読売新聞

 政府は1日、イランで日本人大学生の中村聡志さんが誘拐された事件で、小野寺五典外務副大臣を再びイランに派遣することを決めた。

 拘束が長期化している中村さんの救出に向け、イラン外務省や治安当局の担当者と改めて会談し、取り組みのさらなる強化などを要請する。

 誘拐事件は10月7日に発生。中村さんは現在、パキスタンとアフガニスタンの国境付近で拘束されていると見られている。小野寺氏は2日からトルコで始まる「イラク安定化会議」に出席後、イランに向かう。

外務副大臣がトルコ、イラン訪問
11月1日13時2分配信 時事通信
 外務省は1日、小野寺五典外務副大臣が2日から5日までの日程で、トルコ、イラン両国を訪問すると発表した。
 2、3両日はトルコのイスタンブールで、イラク安定化に向けた関係国外相会議に出席。その後テヘランに移り、イランのモッタキ外相や治安当局者らと会談する方向で調整している。10月上旬に武装グループに誘拐された横浜国立大4年の中村聡志さんの早期救出を改めて働き掛ける。 


中村さん誘拐の捜査せず=パキスタン
11月2日1時1分配信 時事通信
 【イスラマバード1日時事】パキスタン外務省高官は1日、イラン司法当局の報道官が10月30日、同国で誘拐された横浜国立大4年の中村聡志さん(23)が領外のパキスタンとアフガニスタン国境地帯で拘束されていると述べたことに関し、「依然として、イラン側からは正式な通報や協力要請は一切ない」と苦言を呈した。その上で、「それがない以上、パキスタンとして捜査する考えはない」と述べた。


邦人誘拐、改めて解決要請へ=外務副大臣がテヘラン入り
11月4日12時0分配信 時事通信
 【テヘラン4日時事】小野寺五典外務副大臣は4日、トルコのイスタンブールからテヘランに到着した。同日中にイラン外務省高官らと会い、10月上旬に同国南東部で武装グループに誘拐された横浜国立大4年の中村聡志さん(23)の早期救出を改めて働き掛ける。
 事件は発生から既に1カ月近くになるが、これまでのところ中村さん解放に向けた大きな進展は伝えられていない。 


ベルギー事件で奪回果せず犯行か イランの中村さん誘拐グループ
共同通信社 02日18時52分
 【テヘラン2日共同】イランで中村聡志さんが誘拐された事件で、イラン政府に近い情報筋は2日までに、犯行グループが8月のベルギー人男女誘拐事件で仲間全員の奪回を果たせなかったことから、新たに中村さんを誘拐したとの見方を示した。根拠は不明。犯行グループはベルギー人解放の条件として、拘束されている仲間3人の釈放を要求。しかし、最終的に2人しか釈放されず、不満の残る形になったという。


外務副大臣、イラン高官らと面会へ
2007年11月04日11時39 asahi.com
 イラン南東部を旅行中だった横浜国立大生の中村聡志さん(23)が武装グループに誘拐された事件で、小野寺五典・外務副大臣が4日、イラン政府高官らとの面会のためテヘランに到着した。最新の情報を収集し、解放に向けて働きかけるのが目的で、10月中旬に続く訪問となる。
 小野寺氏はテヘラン市内のホテルに到着後、記者団に「(中村さんが)拘束されて1カ月がたち、寒くなってきた。一日も早い解放をさらに要請したい」と述べた。
 中村さんは10月7日に誘拐された。イランとパキスタン、アフガニスタンが国境を接する山岳地帯を移動し、イラン国外に連れ去られたとの見方が出ている。

誘拐の中村さん、今も無事 イラン外相からと副大臣
共同通信社 03日10時39分
 【イスタンブール3日共同】イラク安定化会議出席のため、トルコ入りした小野寺五典外務副大臣は2日、参加国外相の夕食会でイランのモッタキ外相と懇談後、共同通信に対し、誘拐された横浜国立大4年、中村聡志さん(23)はパキスタンとイランの国境付近におり、今も無事だと語った。副大臣は「イランからただ(中村さんが)元気と聞いているだけではない。納得できる形でそう聞いている」と述べた。


小野寺副大臣、テヘラン再訪…中村さんの無事を確認
 【テヘラン=工藤武人】イラン南東部で、横浜国立大4年、中村聡志さん(23)が誘拐された事件で、小野寺五典外務副大臣が4日、テヘランを訪問し、イランのモッタキ外相、サファリ外務次官、治安関係者と会談した。

 小野寺副大臣のイラン訪問は10月中旬に次いで2度目。

 会談後の記者会見で、小野寺副大臣は、中村さんの安否について「元気であると聞いた」と述べ、4日現在での無事が確認されたことを明らかにした。

 所在については「イランとパキスタン、アフガニスタン(国境)の大きな三角形の中で移動しているようだ」と述べ、武装集団が中村さんを連行し、頻繁に移動しているとの認識を示した。

 小野寺副大臣は一連の会談で、事件発生後からまもなく一か月を迎え、気候も厳しさを増すため、中村さんの健康状態への懸念を表明。イラン側は「(中村さんの)身の安全を最優先し、解決に向けて全力を挙げる」と約束したという。

(2007年11月5日0時6分 読売新聞)


誘拐の中村さん、「健康」とイラン外務省
 イラン南東部で、横浜国立大4年、中村聡志さん(23)が誘拐された事件で、イラン外務省のホセイニ報道官は、11日の記者会見で「最新情報では(中村さんは)健康だ」と述べた。

 ただ、安否の確認方法については説明を避けた。

 また、報道官は、中村さんを誘拐した武装集団が「国境地帯を移動している」と述べ、現在も頻繁に居場所を変えているとの見方を示した。一方で、報道官は、「正確な場所が特定されれば、必要な措置を講じる」と述べ、イラン当局が武装集団の所在の把握に苦労していることを示唆した。(テヘラン・工藤武人)

(2007年11月12日10時23分 読売新聞)


イランの中村聡志さん誘拐、報道官が「健康だ」
 イラン南東部で、横浜国立大4年、中村聡志さん(23)が誘拐された事件で、同国外務省のホセイニ報道官は18日の記者会見で、中村さんの安否に関し、「最新情報によると健康だ」と述べた。

 同報道官はいつの時点の情報かには触れなかった。

 同報道官は、中村さんを誘拐した武装集団が「国境地帯を移動している」との見方を示したうえで、「我々は、あらゆる法的手段を使い、(中村さん)救出を目指している」と述べ、事件解決に向けた努力を繰り返し強調した。(テヘラン・工藤武人)

(2007年11月18日22時29分 読売新聞)